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生前相続のことで教えてください(長文です)

私の祖母が、私の父に土地を相続させる意思を持っているので 生前相続(相続時清算課税制度) http://lantana.parfe.jp/igonsho09.html http://www.chuokaikei.com/news/20050523_001.html http://www.meiwa-f.com/sub/oclub/200307.html この制度を知ってこれをしようと思ったのですが 1)この制度の詳しい内容や手続き、その他もろもろ 税理士に相談するもの、で当たっていますか? それとも司法書士か弁護士にお願いするものですか? 2)話を聞くだけでも料金はかかると思いますが 相談(話だけ)でどのくらいかかるのでしょうか? また相談から手続き終了までするといくら程かかりますか? 3)生前相続に関して上記URL以外の情報をご存知でしたらぜひ教えてください。 4)また生前相続以外の良い方法があれば、助言をお願い致します。 もうずっと前から家族の関係が複雑で、 以前祖父がなくなった時の遺産分割の際には兄弟でだいぶもめたようです。 全員が全員ではありませんが兄弟仲も険悪です。 祖母もずっと前から、この土地だけは父だけに譲りたいと思ってくれていて、 他の6兄弟がどうのこうのするまえに「何かやれ」と言ってくれています。 すでに父の兄は、父を含め他の兄弟の知らないところで税理士の所に通いつめて 相続について何らかの手続きを行っており、 最近、半年ほどかけて手続きが終えた、というのを今日知りました。 父の妹も、もともとあった祖母の土地の 約36%を売り払い、借金の返済に充てています。 これも他の兄弟たちとかなりもめたとのことです。 説明が分かりずらくてすみませんが 家族内のゴタゴタが相当にひどくなっています。 祖母が亡くなった後にもめないように助言をください。 法律について多少専門的なお言葉をくださっても大丈夫です。 よろしくお願いします

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  • matthewee
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回答No.2

1.「相続時精算課税」については、祖母の住所地を管轄する税務署でまず概要をお聞きになったほうがいいと思います。税務署の相談は無料ですし、今は確定申告の時期ではありませんから、税務署も比較的落ち着いています(丁寧に対応してくれます)。  国税庁HPから「相続時精算課税」を下記、参考URLに貼っておきます。  「相続時精算課税」のウィークポイントは、贈与時の評価額で、相続時の評価額が計算されてしまうということです。この土地の評価額が将来大きく下がった場合、相続時に「父」は不利益を被る可能性があります。 2.祖母の遺言で「この土地を父に相続させる」とはっきり書いておくことが一番だと思います(裁判所の検認が必要な自筆遺言よりも、証人2人必要だが公正証書遺言のほうが、相続人間でその正当性をめぐってもめないと思う)。  祖母が書く遺言で注意すべきは、「遺留分(民法1028条)」と「特別受益(民法903条)」です。たとえ、「父」に祖母の遺産の全てを相続させるという遺言をしても、相続人は遺留分減殺請求権を行使して、祖母の遺産の1/2まで「父」に請求することができます。  祖母の子が7人なら(既になくなっている子や養子も含む)、遺留分は各人1/14(=1/2×1/7)なので、例えば、生前贈与時に2800万円だった土地が1500万円に評価額が下がったと仮定した場合(祖母の遺産はこの土地だけとすれば)、遺留分減殺請求権を行使されれば、「父」は他の兄弟にひとり当たり200万円×6人分を払わざるをえない可能性があるので、地価下落のときには相続時精算課税は被贈与者に不利になります(1200万円支払って、時価1500万円の土地を相続する)。  「父の妹も、もともとあった祖母の土地の約36%を売り払い、借金の返済に」というのは、「父の妹」が既に特別受益を受けていると考えれば、「父の妹」の相続分を減らすことができると思います(これも祖母の遺言書に書いておく)。  「父の兄は、相続について何らかの手続きを行っており」というのは、祖母の財産についてですか。  実の母とはいえ、「父の兄」が祖母の財産について今、何かをすることは不可能だと思うのですが…。せいぜい、祖母の財産の評価額を出しておき、相続の時の遺産分割協議で有利になるよう策略をめぐらす程度だと思います。

参考URL:
http://www.taxanswer.nta.go.jp/zouyo35.htm
hui21
質問者

お礼

mattheweeさん、御回答ありがとうございます! やはり税務署ですか、時間を見つけて今週中に訪ねようと思います。 mattheweeさんのおっしゃってくれているウィークポイントについては 土地というのが軍用地(沖縄)ですのでこれから先も評価額は下がらない、 むしろ上がっていくかと予想しており、まずは大丈夫かと思っています。 なるほど、遺留分と特別受益は重要な考察ポイントなんですね。 遺留分は遺言をもってしても避けられないので(><;) 生前相続は相続税が後からかかるものであって、相続自体は完了するものと思うのですが、 これをした場合でもこの土地について遺留分減殺請求が出来るのかが疑問点なんですよね。 そちらも含めて、細かいところをこれから調べようと思います。 それでも遺言は確実に大切になってくるはずなので きっちり調べて祖母と話すことにしますね。 というか書いてもらいます!!! ちなみに父の兄は、祖母の印鑑やその他重要な書類などを 手に入れることが可能な立場にいるんですよ。 それで、やろうと思えばどうにでも出来るんです(溜息) 口もかなり達者でいくらでも丸め込めますし。 実際、祖母の生命保険の満期におりるお金を担保にして勝手にお金を借りて、 その返済の請求が来たときにこの事実を知った、ということもありました。 何を考えているのか、裏で何をしているのか、信じられない人達なので 通常の常識は捨ててありとあらゆる可能性を想定しなければ・・・(ノД`) せっかく法学部というポジションにいるんですから この際、教授達もフル利用してしまおうと思います(^m^*) またここでご質問させて頂くかもしれませんので よろしければその時もご意見をください!m(_)m ありがとうございました♪

その他の回答 (1)

  • cmoss
  • ベストアンサー率44% (25/56)
回答No.1

相続時精算課税制度は新しくできた制度で、2500万までは非課税です。大いに活用すべきです。 税金は税理士ですが、不動産であれば司法書士も必要になってきますので、司法書士であれば一度ですむかもしれません。 とりあえず、最寄りの税務署に出かけるか、電話で尋ねるかしてください。無料で丁寧に教えてくれるはずです。 相続でもめるのであれば、公正証書で遺言を作成しておくのが一般的ですが、生前贈与も有効な手段です。 しかし、負債があるのであれば、負債も相続しますので、詳しい内容がわからないとアドバイスもできません。

hui21
質問者

お礼

cmossさん、御回答ありがとうございます! やっぱり相続時清算課税制度というのは、かなり使える(オトクな)制度のようですね。 今日、法務局にも無料相談があることを知り、足を運んでみようかとは思っていましたが、 税務署でも相談出来るというのは初知りでした(>_<;) 細かい手続きなどを調べたりするのにも、どんどん利用しようと思いますッ!! 財産は土地で、沖縄の軍用地なんです。 司法書士も必要になりますよねぇ・・・もっと下調べしなきゃです(´Д`) 祖母に負債はありませんので、そのあたりは大丈夫かと思うのですが 父の兄弟が本当に裏で何をしてくるのか分からない人達なので怖いです・・・ 実は私は大学生(法学部の3年次)なので、勉強の一環だとか言って この問題を任されてしまったんですよね。 確かに良い勉強にはなるので(望ましい人間関係ではありませんが;) 頑張ってみます。 ありがとうございました♪

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