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奉公人の若党について

侍に雇ってもらってる若党って年取ったら辞めるのですか?どうするのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ss79
  • ベストアンサー率33% (258/765)
回答No.2

若党は世襲の家来で中間とは違うようです。 中間も古い時代は最下級の家来として仕えていますが、後世では短期の契約社員のように必要に応じて雇用するようになり渡り中間のような形態をとるようになりました。 これは武家財政の窮迫から雇用を維持出来ないようになったからです。 しかし封建制度上家来の数など定められている時は臨時雇いで員数合わせをする必要があったのです。 若党はそれより身分が上で世襲の子飼いの家来でしたから歳をとっても隠居して子供に後を継がせる事が多いのです。 小説「阿部一族」に、主人が死を覚悟して奉公人に暇を出すとき若党が「私どもは一期半期の奉公人ではなく代々お家に仕えて参ったものです。 ご主人の危急の際にお暇を出されるのは心外です。 どうしてもと仰るならここで腹をきります。」といって共に戦い斬り死にしました。 本来それくらいの主従関係でした。

mersess
質問者

お礼

事例をもっての回答ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • 6dou_rinne
  • ベストアンサー率25% (1361/5264)
回答No.1

そういうのはたいてい渡り奉公人で1年契約という場合が多くかなり流動性は高かったようです。そういう渡り奉公人を専門に斡旋する口入屋もありました。 もし、先祖代々つかえているような場合(江戸初期はともかく中期以降はほとんどいなかったようですが)は年をとって隠居したり代替わりすることはあっても年をとったからやめることはなかったのではないのはないでしょうが。

mersess
質問者

お礼

そうなんですか、どうもありがとうございます。

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