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「再犯」の責任は誰がとる?

yusyakunの回答

  • yusyakun
  • ベストアンサー率27% (58/211)
回答No.4

>裁判の果たす「役割」とは何なのでしょうか? 近代の法は理念の上に成り立っています。 現在の日本において、裁く権利があるのは法だけです。個人ではありません。 裁判所は法に則った判断をする機関であり、裁判官は道具でしかありません。 >「犯人の更正・社会復帰」も視野に入れた判決がなされるのでしょうか? 罰という理念は、古代から「罪の浄化」の手段です。 刑罰はルール違反をしたものへの攻撃手段ではなく、 社会に戻るための救済措置です。 >再び犯罪を犯した場合、誰も責任をとらないのか 法に則り、責任は追及されます。大半の場合、本人でしょう。 >「もう社会に出してもいいだろう」の判断は誰が下すのでしょう。 模範的な受刑者には、刑期削減の法が適用される場合があります。 >判決を下した裁判官に~ 明らかに謝った判決を選択した裁判官は起訴されます。 そのための法があります。 >犯罪者に対して「甘い」と思うのです 多くの受刑者は、出所後、社会復帰をしようと懸命です。 罰を受けたのですから、彼らの罪は、すでに浄化されているのです。 出所した彼らを「犯罪者」「もと犯罪者」と意識する世間の風潮が、 彼らの社会生活を困難にする一因となっています。 本当は悪意を計る天秤があればいいのかもしれません。 ですが、悪意なき犯罪も存在します。 私は犯罪者=「正義と悪」の悪、という意識を持たないように努力しています。 その判断をする自信がありません。 事件の真実を何一つ知らないのですから、正義の旗を振りかざす権利はないように思えます。 私はマスコミの報道を、さほど信用してはいないので。 悪だという意識をぶつけてもいいのは、それこそ関係者だけだと思います。 私も大切な人が傷つけられたら、激しい怒りを感じるでしょう。 でも、怒りがあるからといって、彼らを裁く権利はありません。 心情的に納得できない部分は、私もあります。 法の在り方に疑問を感じる部分もあります。 でも、その法律に守られて生きていることも私は充分承知しています。 >「目には目を。歯には歯を」 「目を潰されたら目だけ」「歯を削られたら歯だけ」自分を傷つけた相手を傷つけてもいいという意味ですね。 この道理でいくと、 多くの被害者が出た犯罪には、その数だけ、相手方の被害者を出していいという理屈になります。 アメリカの報復戦、始まりましたね。 あれ、道理にかなっていますか?

mami0810
質問者

補足

お答え、ありがとうございます。 >多くの受刑者は、出所後、社会復帰をしようと懸命です。 >罰を受けたのですから、彼らの罪は、すでに浄化されているのです。 >出所した彼らを「犯罪者」「もと犯罪者」と意識する世間の風潮が、 >彼らの社会生活を困難にする一因となっています。 勿論、「犯罪者」と言っても色んな人がいるでしょうし、 犯罪も様々で一括りにすることは出来ないでしょう。 たった一度の罪のせいで、社会復帰が出来ずに 苦労をされてる人もいるでしょう。 けれど、それもまた「受けるべき罰」なのでは ないでしょうか? 百万回謝っても、どんなにお金を払っても、 何年刑務所に入っても、奪われた命は戻ってきません。 心の傷は癒えません。健康で不自由の無い人生も返ってきません。 罪も無い人の人生を奪い、精神的・肉体的に様々な負担を強いた人間の 「罪が浄化」され、「社会に戻るための救済措置」が 被害者よりも優先されるなんて、私には納得出来ないのです。 「マスコミの報道」云々ではなく、 私が実際に関わった事件を考えてもそう思うのです。 アメリカの報復戦に関しては、 既に「戦争」の様相を呈しているので「犯罪」と 言っていいかどうか分かりません。 (「(国際)法」にのっとっているのかどうかも分かりませんし) ただ、「タリバン」という組織がそこにいるというだけで、 民間人に犠牲を出すようなやり方は私も 「道理にかなっている」とは思いません。 けれど、「犯罪に携わった者には極刑を」というのは もっともだと思いますが、いかがでしょうか? もしよければまたお答え願います。

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