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べた基礎と法律

布基礎で木造住宅を従来工法で建てたいのですが、 うわさで、現在(H17)に新築する住宅の基礎は 「べた基礎」「土間コン」 でなければ建築基準法に反すると聞きました。 これは本当でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • k_riv
  • ベストアンサー率57% (105/183)
回答No.2

私は,木造住宅の設計をしたことはほとんどないのですが,取り敢えず,構造の専門家と言うことでアドバイスします。 従来,建築基準法上で,木造建築物の基礎構造に関する規定は,ないに等しく,ましてや,地盤の状況に応じて基礎構造を変える等という事は,発想すらない状態でした。 これは,木造建築物の単位面積あたりの荷重が平屋建てで,6~8kN/m2程度であり,2階建てであっても12~15kN/m2程度に過ぎず,基礎の自重を考慮しても20kN/m2以内である場合がほとんどである事,日本の住宅は各部屋の広さが4.5畳~10畳程度であった事,また,建物の総重量を基礎の長さと地耐力で除した場合に必要な基礎幅が算出されますが,この必要基礎幅が最大でも30cm程度であった事,ここで極端な軟弱地盤を例外とすれば,まず,基礎によって崩壊に至るような事はないだろうと考えられていた事が根拠であろうと思われます。 しかし,最近の木造住宅は一部屋が大きくなり,時には,20畳を超すような部屋を平気で計画する事も多くなっています。このことによって,必然的に基礎の長さが短くなって,地耐力を考慮して実際に計算してみたとき,必要基礎幅が1mを超す事も現実に起きています。 ここで,基礎の設計に携わる設計者が,これらのことを十分に考慮して設計していれば,何の問題も生じなかったのですが・・・・・・。筋かいの量などを規定以上に配置してあった建物が,地震に遭遇したとき,基礎の破壊によって倒壊があったのも事実です。 これらの状況を考慮した時,実際に建築される地盤の強度に応じた基礎の構造を制限する必要性があり,告示1347号のような規定を設けたざるを得なかったと言うのが実情でしょう。 そこで,建物の基礎は,実際に建設される地盤の状況によって,最も適正な形式を選択しなければならない。特に,軟弱地盤(例えば,地耐力が30kN/m2以下)の場合は,特に十分な注意を払う必要がある。と言うことだと思います。 木造住宅に関する限り,十分堅い地盤(例えば,地耐力が70kN/m2を超える)の場合は,どのような基礎形式を選択しても,ほぼ安全です。 と言うのが,告示1347号の意味する所だと思います。数値の詳細は,#1さんの参考URLで確認してみてください。よって,質問者さんに対して,「現在(H17)に新築する住宅の基礎は「べた基礎」「土間コン」でなければ建築基準法に反する」という疑問に対しては,「そんなことは,ありません」という意見を申し添えます。 一方的な判断が,多いかもしれませんので,他の方の意見も聞いてみてください・

kurosuke3
質問者

お礼

大変参考になりました。説得力のある回答ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • houng
  • ベストアンサー率25% (103/397)
回答No.5

現在の建築基準法では在来木造住宅の基礎は「べた基礎」「土間コン」としなければならないという決まりはありません。

  • tom0014
  • ベストアンサー率31% (192/605)
回答No.4

No3さんの回答に補足するかたちになるのですが ベタ基礎にするとその分重量が増し 地盤改良工事に費用が掛かるので 地盤改良をするのであれば布基礎で十分であると考えます。 防湿コンクリート打は行なった方がいいと思いますが。

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.3

住宅で行われている地質調査は、かなりいい加減ですし、土質によっては正確ではありません。 そもそも工事費を水増ししたい業者が調査するのですから、過剰な工法に誘導されるのは目に見えています。 普通の土地なら布基礎で十分だと思いますよ。

  • char2nd
  • ベストアンサー率34% (2685/7757)
回答No.1

 現法では下記URLの様になっているようです。  つまり、基礎地盤の許容応力度によって適用する基礎形式が違うと云うことです。  条件が適合すれば布基礎でも大丈夫だと思います。

参考URL:
http://www.house-support.net/hou/kouzou_wj.htm#12-1347
kurosuke3
質問者

お礼

良いページを教えて頂きましてありがとうございます。

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