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特許調査の仕事について

弁理士さんの独占業務である特許出願の仕事は、専門の技術的な知識が不可欠になることは知っておりますが、特許調査を仕事としてやっていく場合にも、専門の技術的な知識が不可欠になるのでしょうか。どなたか特許業界にお詳しい方、教えて下さい。  

質問者が選んだベストアンサー

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  • PatPatPat
  • ベストアンサー率67% (23/34)
回答No.5

No.2の補足にある『「特許調査専門員」という民間資格』についてちょっと調べてみましたが、悪名高い発明「学」会のものですね。これについては、過去ログをお調べください。 例えば元学会員の方のご質問が参考になるかも知れませんね。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=327491 > 特許調査を仕事としてやっていく場合にも、専門の技術的な知識が不可欠になるのでしょうか。 すでに回答にあるように、その部分においても専門知識は必須です。しかも、調査だけという仕事の需要は、厳しいですよ。先行技術調査は、専門家でも完璧に行うことはできません。ある程度の段階で見切り発車するしかないんです。そんな中途半端なことだったら、わざわざ外部に依頼せずに社内でやった方がお金の節約になります。大金を払って外部に依頼するような金銭的ゆとりのある企業は稀ではないでしょうか。 また、4月から特定登録調査機関制度が導入され、民間の参入が認められましたが、その参入資格には極めて厳しい制限がありますし、数百万~数千万単位の設備投資が必要となります。個人ができるようなものではありません。一般企業や特許事務所に就職する方がはるかに楽ですよ。 残念ながら、特許関係の仕事は理工系の仕事です。文系の方でしたら、弁護士資格を取得して侵害訴訟他の特許係争の取扱いができるレベルまで勉強しないと、充実した仕事をするのは難しいです。

参考URL:
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=327491
shatle
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。業界に精通された専門家の方のご意見はとても参考になります。先行技術調査は、専門家でも完璧にできないくらい難しい仕事なんですね。それなら、専門の技術的な知識が不可欠になることも十分認識できました。また、特許調査だけの仕事で、個人で独立開業してやっていくのは難しく、あくまでも会社組織としてしか成り立たないこともよくわかりました。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#12001
noname#12001
回答No.4

特許において資格というのは、 意味がないと考えておうたほうが無難です。 特許庁につとめるには資格はいらないでしょうが 弁理士になるには、ぐらいが資格の意味がある だけでしょう。 頭のよさでは、特許庁につとめる人でしょう。 発明者には、エジソンが言うように、 99%の努力と、しらみつぶしと、 じゅうたん爆撃ができでば、なれます。 実力では、業界で飯が食えている、 その調査士という人が、一番上かもしれません。 有り無しをかぎ分ける感性がいるでしょうが、 業界の中でけっこう、というか、一番 優雅な生活をしているようにみえます。 なんせ定時以内で仕事終われるんだもの。

shatle
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。特許業界は、技術の専門性の高さ等の実力の世界なんですね。

  • rinrin26
  • ベストアンサー率33% (11/33)
回答No.3

No.1です。 補足欄にあります「特許調査専門員」という資格は初耳です。最近この業界が注目されているので、何やら色々な資格や商売が次々と出ているようです。 出願すれば1年6ヶ月経過後には当たり前の「公開」制度なのに、素人をターゲットにして「おめでとうございます!あなたの出願が公報になりました!ぜひ記念に額に入れて保存しましょう。」というダイレクトメールが来た、という話も聞いたことがあります。(勿論有料ですし、公開されたということは特許になったというわけではありません) 特許調査は専門員という資格がなくても、専門知識や経験があればできるはずです。 弁理士は国家資格ですが、その他にこの分野で、民間の検定として最近注目されているのは「知的財産検定」というのがありますが、これで級をとっても、調査ができるというわけではありません。

shatle
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。特許調査業務に関しては、業務独占資格は存在しないので、資格の力に頼らずに技術の専門性を高めていく方が大切なのでしょうね。

  • ss79
  • ベストアンサー率33% (258/765)
回答No.2

特許調査は決して補助業務ではありません。 特許業務の主体的業務です。 従って特許出願業務以上に専門的知識が必要で、これさえ十分であればあとは法律的知識(特許法)があれば出来るくらいです。 他の回答者がご指摘のとうり先、後行願の区別の為に先願の有無を検索する時、専門的検索ターム(用語)で検索対象を絞りこまねばなりません。 これを誤ると大変な間違いを冒しますから何度も用語を変えて繰り返して検索して誤りなきを期します。 得られた検索結果の個々の選別にも関連知識が必要です。 それから関連すると思われる対象特許について技術的判断、特許法上の判断をするのです。 しかもその調査結果に責任を負わなければなりません。 多くの特許係争はこの調査の不十分、判断ミスで起こる事が多いのです。

shatle
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。検索タームを選定する時や検索結果の選別の時にも常に技術的な判断が必要になるのですね。そうなりますと、特許調査にも、特許出願に劣らない専門の技術的な知識が不可欠になることが理解できました。経験者の方のご回答は大変参考になります。本当にありがとうございました。

shatle
質問者

補足

すみませんが、1つだけ補足させて頂きます。今日、本屋で資格の本を見ていましたら、「特許調査専門員」という民間資格が紹介されていました。この資格を取得して独立開業している人もいるそうですが、この資格は、特許業界ではどのように扱われているのでしょうか。ご回答を宜しくお願い致します。

  • rinrin26
  • ベストアンサー率33% (11/33)
回答No.1

特許調査をする場合には、データベースなどを使って、調査しようとする内容の、たとえば技術用語などのキーワード、または国際特許分類などを使って検索します。すなわちそれらを知らないと検索演算式すら作れないことになります。 また、ヒットした出願と調査対象のものを見て、同一または類似のものであるか、公知のものであるか、この技術とこの技術を組み合わせたら容易に発明することができるか否か、などの判断ができないと、調査内容を報告することはできません。 つまり、特許調査においても、ある程度の専門的な知識は不可欠であると考えたほうが良いと思います。

shatle
質問者

お礼

丁寧なアドバイスありがとうございます。それぞれの技術の組み合わせた効果が判断できないと、調査内容の報告ができないということから、特許調査にも専門知識が必要であることを認識できました。

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