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光ファイバーの着色は可能か
光ファイバーを物理的に扱う場にいます。 しかし、暗い中での光ファイバーの操作や、 老眼の方が光ファイバーの操作をするので苦労しているのを目にしています。 その解決策として、光ファイバーのクラッドの部分に着色をする、というのを考えたのですが、それは可能なのでしょうか? クラッド全体では光の反射が変わってしまうと思うので、 おそらくクラッドの表層部だけになると思うのですが・・・。 現在、技術的に可能なのでしょうか? もしくはすでに開発されているのでしょうか? もしすでに市場に出ているのなら、やはり高価なものなのでしょうか? 扱いやすい光ファイバーを探しています。 知識のあるかた、よろしくお願いします。
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ファイバーは主にコアとクラッドの境界で全反射して光が伝播していくので、クラッドの外側表面にはあまり光が出てこないことを考えると、外側の着色は可能かもしれないような気になります。 ただ、ファイバーの折り曲げや曲率が強いと全反射しきれずにクラッドに漏れてきてクラッド表面で反射して戻っていく(もしくは外に漏れる)と思います。この場合には、表面に着色物質があると、普通の空気とは違う屈折率になるので、影響がありそうです。 なので、屈折率が小さく(空気に近い)、ファイバー内で使う赤外域の光を吸収しない(吸収すると伝播損失でる)着色物質ならば、クラッド表面のみの着色は大丈夫かもしれません。 あるか分かりませんが^^; クラッドやコアそのものの着色は、伝播損失が出て使い物にならないと思います。 後は、色を付けずとも、透明な膜で、干渉パターンが見えるような表面コーティングを施すというのも手かもしれません。 どちらにせよ、コストはかかりますね。 分かりませんが、とりあえず考えてみました。
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そういう視点で考えたことはなかったですね。扱いやすさですか。 ファイバーは大抵その上に保護シースがかぶせてありますが、それではだめで、保護シースなしで直接ファイバー自体を扱いたいということですか? >現在、技術的に可能なのでしょうか? クラッド表面に着色してもファイバーの性能には影響はありません。(ただしそれが収縮などしてひずみをファイバーに発生させ、性能低下させる危険はある) >もしくはすでに開発されているのでしょうか? これまでメーカーが必要性を考えたことかないのであれば、存在しないでしょう。 ただ一つ確認ですが、通信用に使われている石英光ファイバーは、コア、クラッド、保護層、カラー塗膜と4層になっています。 これではだめなんでしょうか?それでよければメーカーに聞いてください。 これは市販品で大量にありますので。 それとプラスチックファイバーのほうでしょうか? こちらだとビニル皮膜をむくといきなりクラッド、コアのファイバーが現れますけど。 こちらのほうでの着色であればメーカーに相談して見てください。 市販品では見たことはないのですが、、、メーカーに聞かないとわかりません。
お礼
石英光ファイバーのほうなんです。 専用カッターで塗幕をすべて剥がして融着接続させるのですが、年配の方の、夜の外での作業が大変そうだったもので・・・。 やはりクラッド自体の着色は難しいようですね。 扱いやすさ、というのも考えてみたいです。 ありがとうございます。
お礼
光ファイバーは曲げて使っているので、やはりクラッドに着色するのは難しいのですね。 現段階ではコストもかかるようですし・・・。 扱いやすさも視野に入れた市販品が将来出てくれるのを願います。 ありがとうございました。