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工学部から商品企画をしたい。
タイトル通りなのですが将来についての助言を頂きたいです。 現在、私立工業大学工学部 電子工学科4年に在籍している者です。 高専の電気電子工学科から大学へ編入しました。 大学へ編入した理由は将来について考える時間が欲しかった、しかしフリーターになる事には抵抗があったというのが大きな理由でした。 また電気電子工学を専攻している理由も就職に潰しがきくという不純な動機からです。 7年近く学んできて、勉強は理解できるのですがなかなか好きになれず、希望していた家電・医療メーカー、勤務開発設計職に、もし就職出来てもやっていけるか不安になりました。 くよくよしていても時間は過ぎていき、進路を決める時期にいるのですが、未だ決まらずおり、就職しようか進学しようかも決まっておりません。 自問自答を繰り返した結果、商品を作りたいという気持ちは変わりありませんが、家電・医療系の商品企画(開発)をやりたいと考えるようになりました。 今まで学んできた工学の知識を無駄にせず、様々な情報から新たな商品開発について模索し、自分の提案した商品を世に出したいという考えからです。 以上が現状です。希望職種に向け、どういった行動をすればよいか考えてはいるのですがうまく決断出来ません。 商品企画は文系の勉強が必要になってくるのではと思い、考えられる進路なのですが、 今すぐ希望職種で就職活動を行う、 電気電子専攻のまま大学院へ行く、 専攻を変更し(経営工学など)大学院へ行く、 文系の大学へ編入学をする、 といった道が考えられるのですがここから決められずにいます。 幸い自分の大学の大学院へは進学することはできそうなので今は勉強に専念して進学した方がよいのでしょうか? 甘ったるい事を言っていると思います。 それでも人生の先輩方に助言を頂きたいとこの場をお借りしました。 どうかお返事よろしくお願いします。
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商品企画部門は、就職希望者にとって人気が高い部門ですが、意外とその職務内容に関しては知られていないのでは?と思います。まず、それを紹介しますね。 まず、外観(デザイン的な面)は、専門のデザイナーの仕事です。外観と中に押し込む部品の形が、相容れない場合は技術者とのバトルになりますが、最近はデザイン優先の企業が多く、技術者は内部部品の形状変更作業に四苦八苦してます。ちなみに、この技術者とは、企画部門ではなく一般の開発や製造部門です。 また、機能(多くの場合、特許を伴う)は、一般社員からのアイデアから生まれる場合も多いですが、最先端の高度な機能に関しては、専門のR&D(調査・研究)部門の担当です。 R&D部門=企画部門の一部と考えても、間違いではありませんが、R&Dは、トップクラスの技術なり知識が必要で、新入社員の配属は院生時の研究・論文内容が徹底的に精査されます。 デザイン(外観)と機能(内面)以外にも、すべきことは沢山あります。 ・旧製品利用者のアンケートや一般消費者に対する動向調査。 ・同業他社の動向調査(産業スパイじゃないよ!) ・ 特許、実用新案、著作権、登録商標調査、 ・ 事前に国の許可が必要な製品は、お役所参り. ・ 将来の売り上げ、利益予測の算出。 ・ 運悪く売れなかった商品の「売れなかった理由」の徹底解明! (^^; まあ、一番大変なのは、自分の会社の幹部から、「開発GO」の許可をとることです。 そのためのプレゼン資料作りや、実際の説明・発表です。「ボツ」になったときは、本当に落ち込みます。落ち込むだけで済むならいいですが、最近は実績が作れないと、「すぐに降格」とか、最前線に「転籍」とか、厳しい会社が多くなったと聞いています。 貴殿の決断の参考になれば幸いです。 P.S. 一番いいのは、専任の企画部門がある組織ではなく、社員の誰もが自由にアイデアをだし、「失敗してもいいから、とにかくやって見よう」と社長以下全員が一丸となって事に当たれる組織ではないでしょうか、とも思います。
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- jyamamoto
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「自分がやりたい仕事」「自分に合った仕事」につくということをよく言われますが、これにこだわリス儀の風潮を私は危惧します。 職業にも「需要」と「供給」の関係が当然あり、「自分の意志や思い」と「他人の評価」は必ずしも一致するものではありません。そんな不確実な確率の中で、あまりこだわりを持つと、いつまでも「青い鳥」を求めてさまようことになります。 世の中で仕事に燃えている人は、最初から「やりたい仕事」に就いているわけではなく、「やれる仕事」についてその仕事をする過程でその仕事を覚えて任されて、そんな中から仕事そのものに「やりがい」を感じているというのが大半の姿です。 あなたのいう「商品企画」という仕事も、おそらくあなた自身はその内容を良くは知っていないのではないでしょうか?そんな状態で就職を引き伸ばしていては、人生を無駄に遠回りするだけです。 「電気電子工学は就職に潰しが利く」というのは極めて妥当な動機ですし、昔は大半がそういう形で大学を卒業し何とか雇ってくれるところに勤めたものです。 何処に勤めても、そこで仕事を覚えて、顧客のニーズを知ることで、「商品企画」にかかわるチャンスはいくらでもあります。 折角「商品企画」ということに興味を持ったのであれば、「将来商品企画をしたい」という希望を掲げて家電メーカーや医療メーカーに勤めれば良いと思います。何でも良いから、その時々で自分の仕事に「目的」を定めてチャレンジしていけば、それで仕事は面白くなるものです。その結果(「何になれるか」)は後からついてくるものです。 とにかく、何か実務経験を積んでいくことです。「商品企画」はその延長上にある仕事です。