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何かありますか?
日常生活の中からでもいいのですが、循環的になっているものって何かありますか?また、循環的でないものも何かありますか?
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経済の仕組みは循環的です。 家計と企業が労働市場や財市場において需要と供給で結ばれ、これらが循環構造になっています。 自然界にも循環構造があります。 地上の水→水蒸気→雲→降雨→地上の水。 食物→動物→糞→土→植物→食物。 動物の血液循環。 など。
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- 植田 謙一(@kennyan)
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人間の歴史は、個人の歴史も社会の歴史も循環的でないと思います。 短期的には循環している、と言っていいことでも、より長い歴史的視野や、より大きな運動の視点でとらえると循環的でないと思います。 規則性や法則性を発見し、それを人間や社会や自然との関係で用いる、ということを考えるとき、循環法則の方に目がいきますが、しかし、長い時間的スパンで考えると変化していくことがわかります。僕はそれを発展法則と呼んでいいと思いますが、プラスの方に変わっていくという発展という言葉のニュアンスを嫌がる人もいます。それでも、歴史的には変化があることは間違いないでしょう。 例えば、生物の物質代謝は、食べ物や酸素や水を取り入れて、排泄物を出して、生命活動を行っていく、という循環ですが、同時にそれは生まれて、育って、成熟して、死ぬ、という循環的でないもの(一回的なもの)です。その固体の生死は、種の保存や生態系という観点で見れば循環ですが、進化史や地球史の観点で見れば一回的です。さらに、それは宇宙史という一回的なものに含まれます。 人生も、毎日が同じことの繰り返しのように感じられることもありますが、今日感じることと明日感じることは厳密には違うし、初恋とセカンドラブは似ていることはあってもやはり違うし、小学校・中学・高校・大人では全然違う一回的なものです。それは、経済や社会の成り立ちとしては、財やサービスの算出と消費の網の目の循環や、感覚や思考の相互作用の循環になっていますが、歴史という単位で見ればそれは一回的なものです。
循環的なもの。 それはあなた自身でもあります。 すなわち、人間という存在です。