- ベストアンサー
熱伝導度について
固体、液体、気体を熱伝導度の大きい順に並べると 固体が一番大きく次いで液体、気体となるそうなのですが、どうしてなのかわかりません。 誰か分かる方、教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
noname#19971
回答No.1
熱の正体は、分子の振動です。 分子の振動が伝達されていくのが熱伝導で、その伝達されやすさが熱伝導度です。 物質の分子の密集具合は、固体が一番詰まっていて、気体が一番バラバラ、液体はその中間です。 振動の伝達は、隣の分子の振動が伝播されていくので、隣が近いほど伝播されやすくなります。 そのため、固体が最も熱伝導率が高く、気体が最も低いのです。 熱の伝わりやすさは、物質によって異なります。 よって、上記が成り立つのは「同じ物質では」という条件付きです。
お礼
ありがとうございます。 熱伝導はフォノンもしくは伝導電子がすることは知っていましたがそれが個々の分子の状態に関係していることまでは考えられませんでした。 参考にさせていただきます。