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黄大仙の黄色い液体は何?

香港の黄大仙では、ペットボトルに入った黄色い液体をお供えしていました。 質問(1)その中身の正体って何ですか? 質問(2)お供えするのにはどんな意味があるのですか? 露天商のおばちゃんたちに質問しても英語が通じなくってわからずじまいでした。「OIL?」って聞いても違うみたいでした。飲む真似したら「ダメダメ!」みたいなことを言われました。 3年前からの疑問です…。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tennnou
  • ベストアンサー率73% (494/674)
回答No.1

こんにちわ(/は)。 >質問(1)その中身の正体って何ですか? この液体の謎の正体は、お灯明(とうみょう)の"燃料"ではないですか? ドーネイション(Donation)といって一種の"寄贈品""寄付"ですね。 黄大仙のお寺の中の正面祭壇や外にある祭壇などに"火"がともっていたと思います。覚えていますか? 祭壇の各所に、日本語で言う"お皿""壷"みたいな物の中に油が入っています。そこに木綿糸を撚って造った火の"芯"が差し込んで有ります。芯の先からはゆらゆらと炎が揺れています。何十何百個もの火がともっていて、廟の中は夜でも結構明るくなっています。 この油を手にこぼして嗅ぐと石油ストーブに使用する石油のようなにおいがするはずです。"黄大仙"のは忘れましたが、香料が混ぜてある物が有ります。これだと燃やしたときに辺りに香りが漂います。より神々しい雰囲気になります。石油のにおいがしない物も有ります無論。黄大仙は道教ですが、インドのヒンドゥー寺院も同じように油をお供えしています。 門前で売っている物を購入してお供えしたり、自分で手配した物を持ってきてお供えする人もご覧になったと思います。果物や生きた鶏やお菓子と共にお供えする人々もたくさん見かけました。三年前は如何でしたか? >質問(2)お供えするのにはどんな意味があるのですか? お寺さんに寄付の目的で、お供えします。 『お金持ちになりますように、無病息災をお願いします、合格祈願をします、息子や娘の成長を祈願します、お金持ちにしてくれたお礼の気持ちを表します、新しいビジネスが軌道に乗った御礼をします、病気快復のお礼をします、長生きしたことの感謝の念を伝えたりします』。人それぞれいろんな意味が有ります。その数はきっと人の数ほど有るんではないでしょうか。 東南アジアのお寺さんでも、香港の黄大仙と似たようなことが毎日行われています。規模の小さいお寺だったらご自分で油を添えて火をともしてもいいんです。でも黄大仙のように超有名なお寺ではすでに何百もの火がともっているのでご自分でともす必要がないくらいです。それにすこし危険ですね。だから油を少しお寺に寄付するだけにしたほうが喜ばれるかもしれません。油の皿に油を添えることを"添油"といいます。中国標準語(いわゆる北京語)でtian youティエン ヨウと発音します。広東語(香港語)でtim yaoティム ヤオに近いです。 三年間のもやもやが解けると良いんですが・・・(^^♪。

rokurock
質問者

お礼

く、くわしい!! おかげですっきりした休日を迎えております。まさか、こんなにご丁寧にご回答いただけるなんて…。本当にありがとうございます。 tennnouさんはアジアにお詳しいようですね。 もう一つ質問させて頂いておりますので、もしおわかりでしたらお願いします。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1402386

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