• ベストアンサー

ドイツ語の冠詞と名詞の各変化の順序

puni2の回答

  • ベストアンサー
  • puni2
  • ベストアンサー率57% (1002/1731)
回答No.3

みなさんのコメントと重なる部分もありますが,私からも少々。 欧米のテキストでも,教える時は1→4→3→2の順序を取りつつ,格変化を表にしてあらわす時は1→2→3→4となっているものもかなり見かけます。 ただ,数字ではなく名称で,Nom. Gen. Dat. Akk.(または英語でAcc.)と書かれていることが多いようです。 思うに,この順序(1→2→3→4)はラテン語の文法体系に準じているのではないでしょうか。 ラテン語の文法書では(欧米のも日本のも)昔から伝統的に,nominative(主格)→genitive(属格,所有格)→dative(与格)→accusative(対格)→ablative(奪格)→vocative(呼格)の順で書かれています(どのようにしてこの順序が決まったのかは分かりませんが)。 ここからドイツ語にない最後の2つを除くと,nom. gen. dat. accとなりますね。 で,日本のテキストの問題点(ちょっとオーバーかな)はというと, (1)これらの格に数字をふってしまったこと(日本で振ったのかどうか確証はありませんが,少なくとも初学者用のテキストで格を番号で呼んでいる例は,外国では見たことがないです) まあ文法用語は便宜的なものですから,対格でも4格でも構わないといえば構わないのですが,shigechiyoさんのおっしゃる通り,1格の次に4格が出てくると,保留にされた2・3はどうなってるのかな?と気になってしまいます。 そこで, (2)その気持ち悪さの解消のために(かどうか分かりませんが)1→2→3→4の順で,それもまとめて格変化表として最初にいきなり丸暗記させられるテキストが多い。 欧米のテキストや,日本でも一部のテキストでは, i. 名詞には性があり,冠詞はそれに合わせて格変化します。といっておいて,とりあえず1格だけ教える。 ii. 次に4格を教え,格変化表が2行になる。 iii. さらに3格を教え,格変化表が3行になる。表の順序は1→3→4。 iv. 最後に2格を教え,完成した格変化表を改めて確認する。1→2→3→4。 (便宜的に数字で書きましたが,このメソッドのテキストはたいていNom. とかAkk.式で書いています。また表の丸暗記ではなく,新しい格変化形が登場するたびに,必ず例文がいくつも出てきます) といった進め方のものがみられます。shigechiyoさんのお使いのテキストもそんな感じではないでしょうか? 何と申しましょうか,このへんが考え方の違いなのでしょうね。欧米で主流の方式では,格変化表はあくまでも語学をマスターする補助手段と捉えているのに対して,日本の主流の方式は,最初から1~4格がそろった変化表がデンと現れる。 後者の考えに立つと,1格と4格しかない中途半端な表は無駄だ!と思ってしまうのかもしれません。 でもmideさんのおっしゃるとおり,実際に読んだり話したりしている時に「えーと,中性名詞の単数だからdas, des, dem, das…」なんてつぶやいていては文字どおりお話にならないわけで,最終的には活用表が意識の水面下に沈んでしまって出てこなくなり,それに代わって「ドイツ語の語感」とでもいうべきものが出てくるわけです つまり,活用表がこうだから…ではなく,ここではdesと言わないと不自然だ,気持ち悪い!みたいな,内からわき上がる感覚とでもいいましょうか。 活用表を覚えるのは,その段階に至るまでの過渡期の,いわば一時的なものといえましょうから,どちらの順序であってもかまわないと思います。むしろ,たくさんの例文に接して,自然な感じで活用形が出てくるように練習を積むことが大事だろうと思います。 ですので,すでに覚えてしまっておられるということでしたら,あえて順序を変えて覚えなおす必要はないと思います。

sucker
質問者

お礼

回答遅くなってしまいました、すみません。欧米のテキストでも格変化を表にしてあらわす時は1→2→3→4となっているものもある、とお書きになってますが、昨日ドイツ語で書かれたドイツ語の文法の本の一部コピーを入手したのですが、そこに載っている表はなんと1→2→3→4でした(おっしゃるとおり、数字はありませんでした)。ラテン語の例まで出てくると説得力ありますね。それと(関係ないですが、)ablative(奪格)とvocative(呼格)いうのは、初めて耳に(目に?)しました。面白そうですね。少し調べてみようと思います。 ご回答ありがとうございました。

関連するQ&A

  • ドイツ語の名詞と冠詞について教えて下さい

    ドイツ語の名詞は冠詞と一緒に覚えると良いといいますが、 例えば 日本語で 私はテニスをするを ドイツ語のよくあるテキストには Ich spiele Tennis とあります。  テニスは中性名詞だとおもうので 冠詞は 1格から das des dem das と 変化します。 で、1格から ~が、は  2格 ~の 3格 ~に 4格 ~を と覚えました。     日本語で テニスを の  を の 冠詞 4格のdasを付けて Ich spiele das tennis とならないのですか?  どなたか 冠詞をつけるときの名詞の使い方とつけないときの 名刺の使い方を 教えてください。 まだ、勉強を 始めたばっかりで やさしく教えて下さい また、良い教材があればおしえてください。

  • ドイツ語について

    ドイツ語についていくつか質問があります。 「君たちはそのタクシーに乗ります。」という問題を解くと、 「Ihr nahmt das Taxi.」になるんです。 私は そのタクシー「に」 なので定冠詞は3格の'dem'だと思っていました。 どうしてここは4格の'das'になるのでしょうか。 もうひとつは、 「その男子学生の鞄は新しいです。」を解くと、 「Die Tasche des Schulers ist neu.」になるのですが、 普通、男性名詞の定冠詞2格は'des-es'になりますよね。 この場合は'des-s'になっています。 こういう不規則?なことは他にもあるのでしょうか。 初歩的なことですが、よくわかりません。 ドイツ語が分かる方、是非教えてください。 宜しくお願いいたします。

  • ドイツ語の冠詞について

    2年前にドイツ語を勉強していましたが,スッパリと忘れてしまいましたのでドイツ語の冠詞について教えてください。 1. Der Mann trinkt gern Bier. 2. Die Tochter des Mannes studiert Musik. うえの2文について,BierとMusikは名詞であるにも関わらず冠詞が付いていないのはどうしてでしょうか。 「その男性は好んでビールを飲みます」となるのだから,das Bierになるのでは?2の文章についても「その男性の娘は音楽を学んでいます」だからdie Musikとなるのでは?と思うのですが、、、

  • ドイツ語の冠詞について

    ドイツ語の冠詞について疑問に思っていることがあります。 外来語の名詞につく冠詞は、独語訳したときの冠詞がそのまま使われたり、形が似ているから(少しこじつけっぽいですが)という理由だったり(der Mantel → der Kimono や der Käse → der Tofu など)と聞いたことがあります。 もしこれが本当なら、なぜ Manschaft は die なのに、英語からの言葉 Team には das がつくのでしょうか? そして、なぜ die Flutwelle が der Tsunami になるのでしょうか? ドイツ人に聞いてみたこともありますが、「う~ん」とうなったっきり考え込んでしまい、返事は聞かせてもらえませんでした。 どなたかご存知の方、教えていただけませんか。

  • ドイツ語の1格、3格、4格の違い

    こんにちは。ドイツ語を習っていて、もうすぐ試験があるのですが、最近授業がややこしくなってきて分からなくなってきてしまいました。 どなたたか、どうか助けてください。 いきなりですが、たとえば、 1格 Der Mann liebt die Frau 4格 Die Frau liebt den Mann 1格 Die Frau liebt der Mann 4格 Den Mann liebt die Frau これらの違いが良くわかりません。これはすべてその男性はその女性を愛しているという意味なのでしょうか???1格と4格とではこの文ではDie Frau と den Mann または Die Frau と Der Mann がひっくり返っただけなのでしょうか? 文法的にも、こんがらかってしまいます・・・。 それから、3格と4格の違いもあいまいです。 日本語では、3格は’に’4格は’を’という意味だと聞きましたが、 たとえば、 3格 Die Tochter dankt dem Vater 娘は父に感謝する 4格 Die Mutter liebt den Vater 母は父を愛している ・・・これなら理解できますが、 3格 Die Tochter hilft dem Vater 娘は父を手伝う 4格 Die Mutter fragt den Vater 母は父に尋ねる ・・・これでは、’を’と’に’の意味があべこべになっていませんか?こういうところが難しくてよくわかりません・・・。 どなたか、ドイツ語にお詳しい方、教えてください。 よろしくお願いいたします。

  • ドイツ語 疑問代名詞

    ()に疑問代名詞を入れてください (1)W() sucht die brille?-Der Vater sucht sie. (2)W() Buch ist das?-Das ist das Buch des Vater. (3)W() gehort das Buch?-Es gehort dem Vater. (4)Auf () wartet dein Vater?-Er wartet auf seinen Freund. (5)() wartet dein Vater?-Er wartet auf den Bus. ()には何が入るのでしょうか?自分なりにやりましたがあってるか不安なので教えてください

  • ドイツ語

    ドイツ語の和訳ですが、わからない所が数箇所あるので教えてください。そのほかに、訳が間違っていたら教えてください。 Hast du einen Wagen? (あなたは車を持っていますか。) Ja, ich habe einen Wagen. (はい。私は車を持っています。) Wie finden Sie die Kamera? (あなたはどのようにしてそのカメラを見つけましたか。) Ich finde die Kamera sehr gut, aber teuer. () Franz hat eine Freundin in Amerika. (フランツはアメリカに女友達がいます。) Er schreibt der Freundin einen Brief. (彼はその女友達に手紙を書きます。) Die Mutter kocht gern. (母は料理をするのが好きだ。) Die Speise der Mutter schmeckt sehr gut. (母の料理はとてもおいしい。) Hier ist ein Ma(・・)dchen. () Das Ma(・・)dchen ist die Tochter des Freundes. (その少女は友人の娘です。) Ich kaufe ein Buch. (私は本を買います。) Ich schenke einem Kollegen das Buch. (私は本を同僚にプレゼントします。) Der Polizist zeigt einem Jungen den Weg. (警察官は少年に道を教えました。) Der Junge dankt dem Polizisten herzlich. (少年は警察官に心からお礼をいいました。) Das Kind sagt dem Vater und der Mutter:,, Gute Nacht!” (子供は父親と母親に「おやすみなさい」といいます。)

  • ドイツ語の訳なのですが、うまく訳せなくて困っています。

    ドイツ語です。うまく訳せなくて困っています。 わかる方、教えていただけませんか? Es waere demnach meines Erachtens verfehlt, die Formel 《tam ethice quam physice》 auf die Lehre der Entsprechung als das 《prius》 zurueckzufuehre. 「従って私の私見によれば~間違っている」まではどうにか訳せるのですが、その間が訳せません・・・。 《tam ethice quam physice》→倫理的であると同時に自然的でもある 《prius》→前もって、~に先立って die Formel の die が何格なのか 、auf die Lehre 、 der Entspreching als das 《prius》 の die や der 、das のどこから訳せばいいのか、頭がこんがらがっています。 zurueckzufuehrenも辞書で調べても出てきません・・・。 これがどのような訳になるのか、わかる方、教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。

  • ドイツ語教えてください

    このドイツ語の訳がどうしてもわからなくて困っています。どうか教えてください。 あとよろしければ、訳だけではなく文の構成の解説などしていただきたいのです。よろしくお願いします Zu ebener Erde im Inneren des Tores sind die 4 Sitznischen für die Torwächter und zwei Türen, von denen die im Osten alt ist und in den Zwinger führte, die im Westen jünger ist und als Abgang in den Stadtgraben dient. Zwei Ausluge links und rechts neben der Toreinfahrt für die Torwächter oder auch als Schießluken ver- wendbar, über der Einfahrt die Auflagesteine für die Schwungbalken der Zug- brücke. Die verteidigungstechnische Ausstattung ist wie beim Linzertor: Brücke über den Stadtgraben, fortgesetzt von der Zugbrücke, dann das zweiflügelige Stadttor mit der kleinen Tür, das Fallgitter und schließlich das zweite Stadttor in der inneren Stadtmauer, die schräg in 1-2 m Entfernung hinter dem Böhmertor vorbei- lief und den Wehrgang trug.

  • ドイツ語の冠詞と二つ名の表記

    おはようございます。 ドイツ語の冠詞や語変形でこんがらがってしまいました。 【1】女性に対して、以下のような二つ名をドイツ語で書く場合はこのようになると思うのですが合っていますか? ・怒ったサイ Das Zornig Nashorn(Nashornは中性名詞なのでDas) ・歩く百合  Die Weg Lilie(植物は女性名詞なのでDie) ・走る虎   Der Rennen Tiger(Tigerは男性名詞なのでDer) 【2】動物のように性別があるものは自然の性別に従うので ・怒った雄のサイなら Der Zornig Nashorn ・怒った雌のサイなら Die Zornig Nashorn ……となる、で合っていますか? 初歩的なものでお恥ずかしいですが間違いなどございましたらご教授ください。 よろしくお願いいたします。