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ニホンとニッポンとジャポン。
日本と書きますが、場合によって読み方が違いますよね。 たとえばニホンコクケンポウ・ダイニッポンテイコクケンポウなど。 この違いについて区分があれば教えてください。
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考えるともともと、自国については、古くは大和or倭(やまと)と言っていた訳で…… なかなか面白いテーマですね。日本を「ひのもと」と訓読みする例もあったのになぜ、漢語系発音の「ニホン」or「ニッポン」なのかも不思議です。 「ニッポン」か「ニホン」かについては、民俗学や歴史学からいろいろ研究されていますよね。明確な区分というものはないのでは。 次のページは「ニホン」と「ニッポン」についてや、「ジャパン」「ジャポン」について簡潔にまとめられていて面白かったですよ。 ↓「日本」という国名の読み方について http://www.eonet.ne.jp/~mansonge/mjf/mjf-61.html ※mansongeのニッポン民俗学 http://www.eonet.ne.jp/~mansonge/mjf/ より ただ、国立国語研究所によれば、現代人は「日本」を8割近くの人が「ニホン」と発音するという研究結果がでているようです。次の記事を参考にどうぞ。 ↓「話し言葉、『ニホン』が『ニッポン』に圧勝 国立国語研」 http://www.asahi.com/culture/update/0511/017.html
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- code1134
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私個人はニホン派です。 さて、私もNHK放送文化研究所のHPを見ましたが、(No3さんが指摘された)「昭和9(1934)年のニッポンにした云々」は「当時の政府の採択がなく、正式な決定ではない・・」旨記載されていますし、NHKの呼び方が影響した可能性を示唆している様です。 しかし、それから、71年経過したのでNHKも「古来稀なる」点を考慮して、近年調査したら、「ニホン派が多数派」とも、「しかも、NHKの呼び方と異なる・・」旨の記載もありました。 このまま若年層の「ニホン派」が主流で推移したら、「ニッポン派」は遠からず、亡くなるのですから、20~30年後の日本では「ニッポン」が死語となり、その死語にしがみ付いているのが、NHKと言うと言い過ぎでしょうかネェ(苦笑)
- joy-net
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No3です。 >現代人は「日本」を8割近くの人が「ニホン」と発音する 現代人は「日本」という二字の単語なら96%の人が「ニホン」と発音し、 「ニッポン」と発音されやすい「日本一」「日本代表」でも8割近くが「ニホンイチ」「ニホンダイヒョウ」と発音する……ですね。訂正します。 せっかくなので、他に参考になるページも紹介します。 ↓「ニホン」か「ニッポン」か 「日本」の読み方の現在 http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_04040101.html ※NHK放送文化研究所>調査・研究成果>ことば>ことばの研究 こちらの記事によれば、『昭和9年の文部省臨時国語調査会が、国号としての「日本」の読み方を「ニッポン」にした』とあります。 ↓「ニホン」か「ニッポン」 http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_qq_98070101.html ※NHK放送文化研究所>調査・研究成果>ことば>Q&Q NHKでは『NHKでは、「日本」を正式の国号として使う場は「ニッポン」、そのほかの場合は、言葉に応じて読み分けています。』だそうです。 ※NHK放送文化研究所 http://www.nhk.or.jp/bunken/ ↓NIPPON! チャチャチャ! http://www.jepa.or.jp/ken/Ken_20b.html ※『情報管理』(科学技術振興事業団)の転載記事 こちらの記事では、『東京証券取引所のサイトで上場会社を検索してみました。「ニッポン」で検索できる会社は89社、「ニホン」で検索できる会社は77社。どうやら会社名では「ニッポン」が優勢のようです。』と述べられています。
- donadona1013
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パスポートになNIPPONとかいてありますから そちらが正式名称なのでは?
- chako3chako
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日本語は音にはかなり寛容な言葉なんです。 音で識別するよりも、表記で識別している割合が高い。 視覚的な言葉といえます。 なんて読む(発音する)かわかんないのに、 意味は分かったり知ってたりする言葉や地名・人名 多いですよね。 表記というものがない時代に中国から漢字という 圧倒的に表記を輸入し、 そこからかなを作り出していった歴史が 背景にあるんですけどね。 で、ご質問の「日本」ですが・・。 どう発音するかは、 ルールとか区分というよりは単なる習慣で 「なんとなく」きまっているだけのようです。 いつまでもなんとなくじゃ困るから、 このようにする! とあとから「正式」を 決めちゃっている場合もあるようですが。 スポーツの応援のときはなどは N I H O N チャチャチャ では うまく力がこもらない。 それで N I P P O N ですね。 PPのところに情熱をこめられますからね。 そもそも、我らの国を 中国が「日本」と表記していて それなりに確たる中国読みがあったんです。 そこへスペインからマルコポーロさんが来て、 さらに東に黄金の国があるという噂を聞いたんです。 その国の名を、スペイン人の耳で聞くと ユポンのようにきこえたんですね。 スペイン語系では J と H は とても近い音になることがあります。 スペインではいま、日本のことをハポンといいます。 ドイツへ行ってはヤパンになり、 J をジュと発音する英語圏ではジャパンになった。 仏語ではジャポンですか。 つまりどれも元は一緒なんです。 マルコポーロさんが耳にした中国読みの「日本」 で、肝心の日本では 音はあまり大切にされていないので ニホン でも ニッポン でも 大差ないや・・という感じで来たようですよ。 クサハラ も ソウゲン も 音は全然ちがうのに 同じ概念・意味として日本人はとららえる事ができるんです。草原という字が思い浮かぶからです。 視覚的な言葉なんです。