No.2です。
ツボというのは基本的に痛いと感じるところです。
他の部分より強い痛みを感じたり、硬くなっている場合は、そのツボに関係する器官に不調があると考えられます。
あまり無理をせず、少しずつほぐすようにすると良いと思います。
一般的に「痛気持ちいい」くらいに押すのが良いです。
呼吸は止めず、刺激する時に息を吐き、力を緩めるときに吸います。
押すことで悪いものが排出されてほぐれていく~とイメージすることも効果的だそうです。
余談:
ツボは全身を走る経絡(けいらく)上にあります。経絡はエネルギーを運ぶ役割があります。例えるなら、経絡は電車が走る「線路」で、ツボは「駅」、生命エネルギーは「電車」。電車が滞れば、駅に連絡して電車をスムーズに運行させる。これがツボ刺激にあたる、らしいです。
趙 耀輝(チョウ・ヨウキ)著「中国秘伝 真気八式ツボ健康法」(新星出版社)より
(1)湧泉(ゆうせん)元気のツボ
足指下のふくらみが人の字で交わるところ。第2指と第3指の中間の延長線上。押すと足の裏全体にズンとした痛みを感じる。足指方向に向かって親指で押す。100回以上(そんなに無理ですよね~)
効果:元気が出る、免疫力増進、冷え性、頭痛めまいなど
(2)三陰交(さんいんこう)女性におすすめツボ
手の小指を内くるぶしの上に当てて、5本の指をそろえたとき親指の付け根が当たるところ。親指で下から上に向かって押し上げるように押す。左右それぞれ30回以上
効果:冷えからくる不調に効果あり、婦人科系の病気、消化器系、不眠など
(3)足三里(あしさんり)胃腸のツボ
膝の皿の下、膝の外側のくぼみに親指をかけ、手の指をそろえたとき小指が当たったすぐ下。すねの骨の後ろ側。中指や親指で上下方向に30秒~1分押しもむ。
効果:消化器系、免疫力、花粉症など(全身の血流もよくなります)
(4)合谷(ごうこく)肩~頭の血流を促すツボ
手の甲、親指の骨と人差し指の骨の間のくぼみ。親指で押しもむ。左右それぞれ50回以上。
効果:頭痛、肩こり、めまい、消化器、免疫力など
(5)内関(ないかん)心身のバランスを整えるツボ
腕、手のひら側の手首のシワから指3本分のところ。中央を通る2本のスジの真ん中。指の方向に押しもむ。中指に痛みが響く感覚がする。左右30回以上。
効果:イライラ、不眠、めまい、息切れ、手腕の痛みやしびれ
(6)臍(へそ)万病に効くツボ
(7)命門(めいもん)体質強化のツボ
同時に押します。
命門はへそのちょうど反対側(背骨側)。
手のひらをへそ付近にあて、もう片方の手は人差し指と親指で輪を作り、その中に命門が入るようにあてる。同時にポンポンとたたく。100回以上。
へその効果:すべての病気、慢性胃腸疾患、免疫力
命門の効果:腰痛、婦人科系、冷え性、泌尿器系
(8)だん中(だんちゅう)気のエネルギー高めるツボ
左右の乳頭を水平に結んだ線のちょうど中央。指をつきたてて垂直方向にググッと押す。合わせて息も吐く。3分間。
効果:免疫力、乳房の病気、抗がん
長くなってしまいました。
場所など、言葉では伝わりにくいと思います。
わかりづらかったら、検索したり本屋さんで見たりしてくださいね。
お礼
コメント有難うございます。お礼が遅くなりすみませんでした。 とても分かりやすくイメージがしやすかったです。 あれから、新陳代謝を上げるために、なるべく湯船に浸かるようにしています。教えていただいた8種類のツボを今日から実践してみたいと思います。 本当に有難うございました。 コメントしていただいた文を印刷してお風呂に持ち込みたいと思います。(^^)