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「赤魚」の正体
このカテゴリで良いのか迷いましたが、魚類に詳しい方、教えてください。 スーパーでよく粕漬けに加工されて「赤魚(アカウオ)」という魚が売られていますよね。この「赤魚」とはどんな魚なのでしょうか?インターネットで調べてみても「あこう鯛」の別名として使われてるようなことも書いてありますが、大きさといい値段といい、どうも別物に思えます。大体、いつも切り身か頭部が無い状態で売られていますので、全貌がわかりません。 確か「メロ」という魚が「銀ムツ」という名前で売られているという話を聞いたことがありますが、これと同様に、アカウオも全く別の代物なのでしょうか?
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初めまして。一般に「赤魚」は、カサゴ科の「メヌケ」の仲間の呼称です。「あこう鯛」イコール「メヌケ」です。ここでは「メヌケ」でお話します。 スーパーで販売されている「赤魚」は、その多くがカサゴ科の「アラスカメヌケ」と呼ばれる魚です。この魚はベーリング海の大陸斜面の岩礁(根、瀬)でトロール漁で大量に捕獲されています。 本来、日本列島の千葉県、銚子以北の大陸棚から大陸斜面の岩礁地帯にも、「メヌケ」が沢山生息していました。その例に、バラメヌケ、コウジンメヌケなどがあすが、戦後の乱獲により、殆ど見かけなくなりました。 この中でも、コウジンメヌケは貴重で、10kgで何十万円もの競値がつく超高級魚です。これを狙って、二月から三月の劇冬期に出漁する一本釣り漁師も極わずかですが、東北、北海道にいます。 比較的、生息数の多いバラメヌケは今でも延縄漁で季節限定でとられています。 そのため、私達庶民が口にするのは、激減した日本産の「メヌケ」「赤魚」の代用品の「アラスカメヌケ」なのです。 「メロ」も鱈に身が似た魚で、主に南太平洋、南米沖の深海で捕獲される魚ですが、外見は凡そ鱈にはにていません。非常に強暴で、鮫のような歯を持っています。噛み付かれたら、大怪我間違い無し!! 詳しい情報は、日本各地の水産試験場にメールで問い合わせれば、教えてくれると思います。簡単な説明でごめんなさい。 追伸・・・「メヌケ」は漁師用語(業界用語)です。
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- gomuahiru
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こんばんは。 スーパーで売られている「赤魚」は「アラスカメヌケ」です。 http://www.nissui.co.jp/story/hanasi/st011.html 今は、いろいろな外国産の魚が日本産のそれらしい?名前で売られています。近く、法律で規制すると言う話も聞きましたがー。 他にもいろいろな例がでていますので、こちらのページをどうぞ!
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ご回答ありがとうございます。HPも見てみましたが、魚屋の店頭も怪しげですね。そういえば吉野家の牛鮭定食のシャケもマスだという話を聞いたことがあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。早速図鑑でメヌケの正体を確認しました。 赤魚という名のとおりなるほど真っ赤な魚ですが、安直な名前かなあとも思いました。私自身はメヌケという名前で売ってくれたほうが親しみが湧きそうですが、一般消費者は何のことかわからなくなってしまいそうですね。 それにしても、そんなに遠洋で捕獲されるから加工魚にされて仕方がないことなのでしょうが、一度生の状態で見たい気もします。