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アミグダリンについて

ウメなどに含まれているアミグダリンは未熟なものを食べると腹痛や下痢をすると聞きました。でも、アミグダリンはガン予防になるとも聞きます。人間にとってアミグダリンは良いものなのでしょうか?教えて下さい。

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回答No.1

アミグダリン(ビタミンB17)は、ベンズアルデヒド、糖、青酸(シアン化水素)からなる青酸配糖体です。 アミグダリンは酵素エムルシンや、胃酸、消化管中の酵素により上記の物質に加水分解されます。 アミグダリンそのものは無毒ですが、分解過程で生じる青酸の毒性により、ご質問のような中毒症状を引き起こします。 未熟なウメの中には、アミグダリンのほか、エムルシンが含まれております。 このため、大量に摂取すると中毒症状を引き起こします。 しかし、200個程度食べないと急性の致死量には達しないそうです。 ただし、ご質問にある「ガン予防」の効果については、アメリカでは治療薬として認められている地域もあるものの、その効果はまだ定まっていないそうです。 おそらく口から食べても、ほぼ100%胃や腸で分解されて青酸と糖、ベンスアルデヒドになってしまうので、アミグダリン単体としての効果を実証するのは難しいと思います。

cambodia
質問者

お礼

ありがとうございました。とても参考になりました。

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