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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:抗生物質に対する耐性遺伝子)

抗生物質に対する耐性遺伝子とは?作用機構を解説

このQ&Aのポイント
  • 抗生物質に対する耐性遺伝子とは、pBR322プラスミドにコードされているアンピシリン耐性遺伝子とテトラサイクリン耐性遺伝子のことです。
  • アンピシリン耐性遺伝子は、βラクタマーゼという酵素をコードし、アンピシリンを無害化する作用を持っています。
  • 一方、テトラサイクリン耐性遺伝子は、テトラサイクリンの細胞内への取り込みを妨げる作用があります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • osarut
  • ベストアンサー率60% (23/38)
回答No.1

こんにちわ。pBR322懐かしいです。学生時代によく使いました。 ご質問の件ですが、理解していることは間違えてないですよ。 繰り返しになりますが、 Amp耐性遺伝子はβラクタマーゼをコードしています。 ので、βラクタム環を持つことで抗菌作用を示すような抗生物質に対して耐性を示すのです。このβラクタマーゼはプラスミドを介して自然界でも伝達されます。 そこでβラクタマーゼの作用を受けにくくした抗生物質がセフェム系と呼ばれるものです。 テトラサイクリンは細菌のリボソームに作用して、タンパク合成を阻害する薬剤です。テトラサイクリン耐性遺伝子はテトラサイクリンを細胞外へ排出するタンパクをコードしているため、テトラサイクリンに対して耐性を示すことができるのですよ。 長くてすみません。

arancione
質問者

お礼

早速のご回答をありがとうございます。 丁寧な説明でよく理解できました!!

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