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漢字の体という字の起原
現在の漢字のカラダは体ですが,旧い本には骨偏に豊かとなっています。体とまったく異なりますがこの体という字の起原はどこにあるのでしょうか。
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- a375
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回答No.2
(字形)としては体(テイ、タイ、からだ)はもともと「體 」で意味を表す(骨ほね)と音を表す(豊れい)とからなる形声字です。(字音)としてはテイ。(豊れい)がこの音を表します。この(豊)の音の表す意味は「分離」(ばらばらばらにする)の[離 り]です。この[り」の音が「レイ]に変わりさらに「テイ]変わったものです。(字義)としては動物の生贄を分解した部分を「體てい」と呼ばれていたことから字義の原義は(犠牲の骨つきで分けた部分の一塊といゆう意味になります。骨+豊=體となります。従って(意味)に置いては生け贄を骨ごといくつかに切り分けたから1)からだ(体格・身体)2)しせい。かたち(体形・字体)3)ようす。外観(体裁・風体)4)身につける(体験・体得)等に使われます。漢字の多くはこうした意味を表す字と音を表す形声字からなるものが多くを占めています。ご参考まで。
noname#30758
回答No.1
もともと體と体は違う文字で、意味も読みも違っていました。しかし、わりと昔から体は體の異体字として使用されていたようです。 なぜ違う文字が同じになったかというと、 體→軆→躰→体 と、書く際に異体字でどんどん簡略化していった先に体があったのではないかということだそうです。 下のURLのQ3049を参照ください。
質問者
お礼
大変ためになるサイトを教えていただきまして有難うございました。拝見して漢字の世界のことが一段と興味深いものになりました。
お礼
私がうかがいたかったのは体という新?字体と旧字体があまりにも異なる理由だったのですが、ご教示のことも大変勉強になりました。