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磁北について
北極点と磁北極点は別の場所にあり、航海などする際はその二つの北のずれ(偏差)を考慮して地図上で針路を決定します。その偏差は年々変化していると聞きました。 この変化の原因は磁北極点の位置が移動しているからですか? それとも、地軸の位置が移動しているからですか? 仮に地軸の位置がずれているという場合、南北の極地が寒く、赤道が暑いという常識が何千年後には変わっているということになるのでしょうか? よろしくご教授お願いします。
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専門に勉強したわけではないのであまり詳しくはないのですが… 地球の自転は、完全に安定しているわけではなく、月やほかの惑星の重力の影響で若干の首振りがあるそうです。 ですから、今の極地方が暖かく、今の赤道付近が寒くなることもありえない話ではありません。 現にジュラ紀・白亜紀には極地方が暖かかった事が、温暖な地域の植物化石が出ている事から判っています。 それにしても数千万年・億年のレベルの話ですね。 さて磁北の方ですが。 地球の自転により、地球内部のコアも回転しています。 このコアが鉄などの磁性体を成分としているため、一種のダイナモとして作用し、磁界が発生しているという事だそうです。 ただしこのコアがある程度の流動性を持っているため、今現在の地球の自転と一致せずズレが生じている。 たしかこんな事だったと記憶しています。 ですから移動しているのは両方という事になりますね。
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- nrb
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この変化の原因は磁北極点の位置が移動しているからですか? その通りですよ 詳しくはHPを なお、国土地理院の地図に偏差が記されますがこれを使用します 実は場所により磁気が変わり多少差がでます、正確を期するなら磁気マップがあると言う話を聞いたことがあります 仮に地軸の位置がずれているという場合、南北の極地が寒く、赤道が暑いという常識が何千年後には変わっているということになるのでしょうか? よろしくご教授お願いします。 今は磁北は北極点を指しますが、その昔は移動して南極に有った時代もあるそうです これは、鉄が含んだ溶岩が固まれば磁北が石の中で固定されます その溶岩の時代が判り、石の磁気の方向が判ればその時代の磁北が判ります このようにして 昔の移動は判る様に成ってます
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なるほどー 良く解りました。 ありがとうございます。
お礼
とてもわかりやすい説明ありがとうございます。 頭の中がすっきりしました。