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「色紙」と「千代紙」の区別
小学低学年の国語の教科書から、「色紙」と「千代紙」のような表現を読んできました。「色紙」と「千代紙」は両方とも日本の伝統的な紙だそうですが、それぞれどんな用途に適するのでしょうか。 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。宜しくお願い致します。
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プロフィールをお読みしましたが、とても日本語が上手ですね。そして表現がとても丁寧で驚きます。 そこで敢えて「不自然な表現」についてですが、 > 小学低学年の国語の教科書から、「色紙」と「千代紙」のような表現を読んできました というのは、教科書から・・・表現を見つけました。という意味でしょうか?低学年の頃から国語の教科書で・・・のような表現を読んできました。という意味でしょうか?(でも日本語のお勉強をされたのは大学で、ですよね。)少しおかしいといえば、おかしいですね。 さて、件の回答になるかどうか自信がないのですが、「色紙」を「いろがみ」と読むか「しきし」と読むかで意味する物が違ってきます。小学校低学年の教科書に載っていたとすると「いろがみ」つまり「折り紙」の事ではないかと推測します。 簡単に分類すると千代紙は和紙、色紙は洋紙で生産工程が異なりますね。和紙はパルプの繊維をわざと残して叩解し、風合いを楽しむ紙で、千代紙以外に障子紙や「しきし」に使われます。そして、千代紙には和服に使われるような日本の伝統的な図柄が用いられる事が多く、色紙は基本的に単色です。 また、「折り紙」の技術自体が日本の伝統であり、折り紙作品を製作する事は普通の色紙でも千代紙でも可能です。和紙が比較的高価であったり厚すぎたり薄すぎたり折り目がつきにくかったりと折るのに適さなかったりもするため、小さい子供が折り紙をするのに親が買い与えたり幼稚園に用意されていたりする物はほとんどが「色紙」です。千代紙は折り鶴(特に千羽鶴)、人形の着物、和風小物の装飾など、用途が限られているように思います。千代紙で飛行機などは折る事はあまりありませんね。でもそれはあくまで大人の先入観であり、子供に千代紙を渡せば喜んで何でも作りますが。
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- coverfly
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こんにちは 千代紙の起源は http://www.rakuten.co.jp/horiman/464983/465774/ を参考にして下さい。 色紙の起源について解りません。 私見になりますが、中国から紙の伝来が始まりと思います。
お礼
早速のご返事ありがとうございます。大変いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
お礼
早速のご返事ありがとうございます。『小学低学年の国語の教科書から、「色紙」と「千代紙」のような表現を見つけました』が現したかった表現です。ご添削に感謝いたします。これから気をつけます。 「いろがみ」が見かけた表現です。「千代紙」と「いろがみ」の基本的な使い方が分かりました。大変いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。