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韓国語 引用のラゴ

韓国語で、間接引用でなく、被引用文をそっくりオリジナルのまま引用する直接引用において、例えば 「かれはいい人だね」と言った。 は "Geuneun joheun saramigun." ○○ mal haetta. となると思うのですが、○○に入れるべきはragoとiragoのどちらでしょうか。単純に考えて、詠嘆の「gun」に終声があるのでiragoのような気もするのですが、小学館・金星『朝鮮語辞典』の「助詞のrago」の項目には、直前が子音である場合はiragoになるとは書かれておらず、一方「語尾のrago(つまり間接引用で使う方)」にはそれが書いてあることからすると、ragoが入るのかなとも思います。ピリオドと引用符の所で一旦ポーズがおかれることも、ragoで構わないように思える要因の1つです。 急ぎませんのでよろしくお願いします。

みんなの回答

  • tamapoo
  • ベストアンサー率35% (108/304)
回答No.2

"Geuneun joheun saramigun." は引用文であって名詞(固有詞)ではないので、 パッチムがあろうとなかろうと普通に「ラゴ」です。 例えば「彼の名は“ビョンホン”といった」と「“彼の名はビョンホン”と(誰それが)いった」の場合 前者は“ビョンホン”が名詞(固有詞)になるので「イラゴ」、 後者は引用文であるので「ラゴ」となります。

murasakimai
質問者

補足

返答が遅れてすみません。考え込んでいたので。 (1)質問文にも書いたとおり、直接引用のragoは助詞ですよね。助詞なら、これに前接し得るのは名詞か助詞しかないと思うのですが、引用節は名詞ではないのでしょうか。 (2)引用符でくくられて、地の文に埋め込まれた引用節は、もはや「引用文」つまりセンテンスではなく、他の文の一部である思うのですが。 (3)国語学者の奥津敬一郎も、「「と」は格助詞で、名詞化された引用文に後置されて引用格をなす。(略)「と」をとる引用文は目的語相当のものとみるのが妥当」と言っています。もちろん日本語についてですが。韓国語のrago-clauseは、これとは別物でしょうか。 (4)実は、ネイティブ(釜山出身。日本の大学に在学。20代)の韓国人に同じ質問をしたところ、「僕はiragoを使う。gunにパッチムがあるから」とのことでした。実際の会話から採取したデータではなく内省による回答ゆえ、ネイティブの言うことだからと鵜呑みにする気はないですが、このことをどう解釈すればよいでしょうか。 以上よろしくお願いします。

  • Ryu831
  • ベストアンサー率38% (241/621)
回答No.1

パッチムがあると「・・イラゴ」となり、ないと「・・ラゴ」と覚えるのは、混乱の元になってしまうと思います。 本来、「~イラゴ」は「~イダ(~である)動詞」を伴う名詞や前置詞を間接話法で引用する時に用いられるもので、「~イラゴ」の「~イ」は、このイダ動詞の名残り(?)と考えられま す。 例)ヨンジュン イラゴ ハムニダ。 この場合、ヨンジュンはイダ動詞を伴って「ヨンジュン イダ」といえる。 パッチムがないとき「~ラゴ」となるのは、単にこの「~イ」が省略されているためです。 例)ひろし ラゴ ハムニダ。 この場合、「ひろし」はパッチムがないので、イダ動詞のイが省略されて「ひろしダ」といえます。 >「かれはいい人だね」と言った。 この場合、「かれはいい人だね」というそれ一文をそのまま引用しているため、「~イラゴ」とはいえません。 上の例を元に考えると、「かれはいい人だね」を「ヨンジュン」と同じ一つの名詞と考えた場合、「「ヨンジュン イダ」はOKですが、「かれはいい人だねイダ(ダ)」とは言えませんよね。 そのため、上記の、間接話法で用いる「~イラゴ」「~ラゴ」は使えないのです。。 しかしながら、直接話法の「~と」も「ラゴ」と言いますが、、、それは、上の「~イラゴ」「~ラゴ」とは違う性質の「ラゴ」であると考えてください。 すなわち、「イダ(ダ)動詞」を伴う名詞などを間接引用する「~イラゴ(~ラゴ)」と、直接引用で用いる「ラゴ」、この2つを分けて考えるのが最善でしょう。 (しつこいようですが、「~イラゴ」は、「イダ動詞」を伴わないものには使えませんので、直接話法には使えないのです)。 たとえ、 「彼はいい人だ」と言った。 と言う場合も、「彼はいい人だ」一文は「イダ動詞を伴う名詞」ではなく、「文」であるので、「~イラゴ」が使えないのは分かるでしょう? (説明がわかりにくくてすみません。。また疑問がありましたらお願いします)

murasakimai
質問者

補足

返答が遅れてすみません。考え込んでいたので。 iragoのiが指定詞の語幹であるというのは、議論の余地ないところだと思います。その上で追加質問を致します。 (1)質問文にも書いたとおり、直接引用のragoは助詞ですよね。助詞なら、これに前接し得るのは名詞か助詞しかないと思うのですが、引用節は名詞ではないのでしょうか。 (2)「彼はいい人だイダ」とは言えない旨お書きになっておられますが、「彼女の発言内容は『彼はいい人だ』であった」という文は正しくないのでしょうか。この点からも引用節は名詞だと言えると思います。 (3)国語学者の奥津敬一郎も、「「と」は格助詞で、名詞化された引用文に後置されて引用格をなす。(略)「と」をとる引用文は目的語相当のものとみるのが妥当」と言っています。もちろん日本語についてですが。韓国語のrago-clauseは、これとは別物でしょうか。 (4)実は、ネイティブ(釜山出身。日本の大学に在学。20代)の韓国人に同じ質問をしたところ、「僕はiragoを使う。gunにパッチムがあるから」とのことでした。実際の会話から採取したデータではなく内省による回答ゆえ、ネイティブの言うことだからと鵜呑みにする気はないですが、このことをどう解釈すればよいでしょうか。 以上よろしくお願いします。

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