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音の高さ

microvoltageの回答

回答No.8

>1オクターブ上は2倍の周波数というのは、「法則」なのでしょうか。 >これも、「約束」といえば「約束」のような気もするのですが・・・。 HAL3800さんの完璧な回答に補足するようになって恐縮ですが、もう少し簡単かつ乱暴な言い方をすると・・ そもそも音階と言うのはある周波数を基音にした音の倍音構成と密接なかかわりがあります。 「オクターブを倍の周波数」と「約束事」を決めたのではなくその逆です。 ある(例えば440hz)の音を出した時にその倍、880hzの音は同時にその音に大量に含まれていて、それを2倍音とよび、後に便宜上オクターブと言う言葉で表したものにすぎないのです。 2倍音だけでなく3倍音4倍音・・・つまりオクターブ+完全5度上の音、オクターブ+3度上の音、2オクターブ上、・・・の音が楽器の音には多量に含まれており上に行くに従ってだんだん含有率は下がります(一般的に、しかも簡単に言うとです)。 (下がらないのがホワイトノイズやピンクノイズつまり雑音) それらを同時に2音.3音鳴らした時に人は快だと感じそれらを組み合わせて後に音楽、音階なるものが出来上がっていったようです。 ですから最初に音階があり周波数が決まったのではなく、倍音列があってそこから音階は創られていったわけです。 倍音列は自然の摂理、又は物理法則で成り立っています(その話はややこしいので今はしません)。 純正律はそこから生まれたものであり必然的に人はその組み合わせをとても美しいと感じますが、純正律演奏上ちょっと不便な側面も持っていまして、人間は困らないよう平均律を考えだしました。 それを考え出す過程でいろいろなオクターブの12での割り方があみ出されました。 『理想的なドレミファソラシド』は音楽の性格や演奏するキーによって変わってしまいます。 >旋法とか調という概念がよく分からないです。 乱暴に言ってオクターブは絶対的なものではありますがその他に関しては、オクターブの間を幾つで、又どのような間隔で割るかによって各音程の周波数は変わると言う事です。 我々は普通音階と言うのは7音階ドレミファソラシドのことだと思っていますが地域によっては全然違う音階を持っている事もありそれが旋法です。 ジプシー、沖縄、中近東、いろいろな旋法があり5つのもの7つのものもっと多いもの、いろいろありました(いまでもあるけど)。 ピアノのような平均的にオクターブを12個で割った楽器では完璧にそれらを再現するのは無理です。 結論を言うと『完全に平均律』で、『ラの音を440HZ』と決めてしまえば、kazu-kunさんの望むように(望んじゃいないか)すべての音名の周波数は決まってきます。 しかしそれだけがドレミファソラシドではないってことなのです。

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