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グリセリンについて
何日か前、友人2人が泊まりにきました。DHC愛用者と手作り化粧品愛用者です。DHCのマイルドローションをつけた後、バージンオイルをつけるとすごくいい感じになりました。ところが友人が、私が愛用しているオルビスの化粧水をつけた後、バージンオイルを付けたら、はじいてしまったんです。で、オルビスは油分無添加だから、界面活性剤が入っていないせいで、はじくんだろうなと適当に納得していました。 ところが、手作り化粧水愛用者が自作化粧水(精製水+尿素+グリセリン)をつけた後、バージンオイルを塗ったら、はじかずになじんだんです。当然手作り化粧水には界面活性剤は入っていません。何となくグリセリンのせいのような気がします。グリセリンは油分ですよね?でも油分だとしたら、どうして手作り化粧水を作った時、精製水と分離してないんでしょうか?なんだかグリセリンが怖く見えてきたんですが、詳しい方、教えて下さい。
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- chikaponss
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すごーく簡単にいうと、グリセリンは油の一種にカテゴライズされていますが、水ともとっても仲が良い性質を持つ成分なので水に溶けます。 全ての成分が、人間が決めた水か油かの2つのグループにきっちり分けられるわけではないです。 化学の世界では、水に溶ける油というのが、たくさんありますし、油の定義自体が水と混ざらないというわけではありません。URLは油の定義です。 微生物のミドリムシのように、コウモリのように、どちらにカテゴライズしたらよいか、、、というものがたくさんありますので、恐がる必要はないと思います。
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
NO.3を書いた者です。 グリセリンと脂肪酸が結合して放出される水は、H2O、水そのものです。 水が体内に浸透しても全く問題ありません。 ただし、皮膚に有害物があれば、その有害物を溶かして皮膚に浸透する事はありえます。 脂肪酸は通常 R-COOH で表します。(Rのところが、脂肪酸の種類で変化します) (R-COOHに、ナトリウム、またはカリウムが付いたものが石けんです。) グリセリンは、C3H5(OH)3です。 科学反応は、 3(R-COOH)+ C3H5(OH)3 = トリグリセリド(油脂) + 3H2O です。
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
質問者は、「グリセリンが界面活性剤ではない」と言っておられますが、グリセリンは、界面活性作用を持ちます。 界面活性剤との違いですが、 界面活性剤は、直接水と油を結合させますが、グリセリンの場合、水を放出することにより結合します。 グリセリンを皮膚につけますと、皮膚表面の脂肪酸と結合し、水分を放出します。 そのため、グリセリンが保湿性に優れています。
お礼
ありがとうございます。グリセリンについて勉強になりました。
補足
グリセリンは水分を放出するとのことですが、質問なんですが、グリセリンが放出する水分というのは、何なんですか?脂肪酸と結合することによりグリセリンが作り出す水分なんですよね。その水分というのは、肌に浸透してもいい水分なんですか?
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3223/6313)
誤解されているようです。 #1さんの参考HPにもありますように、天然グリセリンは油脂を分解して製造されます。 油脂は脂肪酸とグリセリンが結合したもので、グリセリンは、古くは油脂をアルカリで分解して石鹸(脂肪酸+アルカリ)をとりだした残りから精製されました。 水に良く溶ける(任意の割合で)事から、油分では有りません。 自作化粧水にどれぐらい尿素とグリセリンを入れたかわかりませんが、尿素とグリセリンにはわずかながら油と馴染む作用が有ると思います。 そのせいではないでしょうか。
- amagurichan
- ベストアンサー率42% (240/560)
前半の部分は分かりかねますが、 グリセリンは親水性なので水に良く溶けます。 よって分離しないのです。
お礼
ありがとうございました。URLを見せていただきました。参考にさせていただきます。
補足
参考URLによると、グリセリンイ=油ですね。グリセリンはほとんどの化粧水に入っていますよね。場合によっては、肌に油分を補うことも必要だということは分かっていますが、では一般的に油分から肌にもたらされる害も、グリセリンから受ける可能性があるということでしょうか?詳しい方、教えて下さい。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。本当に勉強になりました。