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薬剤散布時に使用する水の水質について
よろしくお願いします。 薬剤散布時に使用する水により、効果が異なるという話を聞きました。具体的には、硬水を使用すると農薬の効果が落ちるというものです。 そのような事実があるのでしょうか。またあるとしたらどのような理由によるものでしょうか。 私の考えたところでは、 硬水使用により展着材の効果が劣る とけ込んでいる塩基類が影響を与える。 pHが高いと農薬の作用が低下する など、確証は全くありませんが、自分なりに考えてみました。ご意見をお聞かせください。
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農薬はいろいろな塩のかたち(例えばラウンドアップはグリホサートのインソプロピルアミン塩、タッチダウンはグリホサートのトリメシウム塩)をとっているものが多いですが、これらは硬水の影響を受けやすいようです。硬水に含まれる金属イオンとこれら農薬のイオンが結合したり、界面活性剤のイオンと結合したりすることで不溶性の塩を形成し活性が落ちるそうです。
お礼
回答ありがとうございます。 硬水では農薬の機器が低下するのは事実のようですね。 硬水の多い諸外国では問題になっているのでしょう。 日本では軟水が多いですが、沖縄等では石灰分を大量に含んだ硬水が使用されていることがあるようですね。 参考文献、大変参考になりました。