どうしてアラン・ドロンは落ちぶれたのか?
男前、と言えばアラン・ドロンである。彼ぐらいになると何をするのもハンサム過ぎて、女性たちのパンツが完全乾燥する時間もない、そのような状況であるに違いない。
先日、日本の片隅のスーパー銭湯で、久しぶりにアラン・ドロンを見た。これは嘘ではない、絶対にあれはアラン・ドロンである。
彼は風呂上りに髪を乾かしていた。誰にも見られていないと思ったのだろう、あのアラン・ドロンが、事もあろうに備え付けのヘア・トニックを手の平に注ぎ、前の方からケツの割れ目に塗りこんでいたのだ。
普通人なら、そのしみる刺激にのた打ち回るのであろうが、そこは天下のアラン・ドロン、むしろ気持ち良さげで、ニンマリとしていた。その後、手の平で頭をオールバックに整えると、何食わぬ顔で外に出て行ったのだった。
彼を追い求めて私も外に出たが、もうすでにアラン・ドロンの姿は無く、数十メートル上空で静止していたUFOが、ビックリするようなスピードで、月の裏側へと飛び去ったのだった。
「アラン・ドロンさん、さようなら・・・」 私は暗い夜空につぶやいたのである。
あの、誰もが知っているアラン・ドロン。彼は一体どのような場所に向かったのか?アラン・ドロンに (高い高い) をしてもらったことがあるような気がする私に、誰か教えてください。
http://www.youtube.com/watch?v=2fRsWK5d6ts