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CDMの災害時の対策は?
CDM(クリーン開発メカニズム)で例えばある国に植林を行ってその分の削減量を取得しようとします。しかしせっかく植えた木が山火事などで燃えてしまったらどうなるのですか?そのへんの補助はあるのでしょうか?それとも「燃えたのはしょうがない」で何の補助もないのでしょうか?
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ご質問にありますように、植林した森林が、山火事や伐採等により消滅してしまった場合への対処の問題は、「非永続性の問題」として以前から論点になっており、対処方法として、以下のようなアプローチがあがっていました。 1.発効されるクレジット(CER)を有効期限付きのものとする方法(EU等が提案) 2.将来の森林喪失に対して保険をかける方法(カナダが提案) 結局、平成15年12月1日から12日(金)にイタリアのミラノで行われた「国連気候変動枠組条約第9回締約国会議(COP9)」にて、 EUなどが主張していた有効期限付きクレジット(tCER: Temporary CER)と長期クレジット(lCER: Long-term CER)の2種類のクレジットを発行することに 決定しました。 ※カナダなどが主張していた保険をかける方法は採用されませんでした。 いずれも5年ごとの検証が必要とされています。
お礼
とても分かりやすい解答をありがとうございました!やはりそのへんの対策もかんがえているようですね。COP9のサイトも見てみようとおもいます!