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Maclaurin級数

arcsin(x) arctan(x) のMaclaurin級数を求めたいと思い、 てはじめに (1+x^2)^α のマクローリン展開を求めようと思いました。 でも式がまとまらず、息詰まってしまいました。 方針として間違っているのでしょうか? 別のアタックの仕方なども含めて教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.2

arcsin(x) arctan(x) の1階微分がそれぞれ (1+x^2)^(-1) と (1+x^2)^(-1/2) になるから これらの マクローリン展開を求めて項別積分という発想ですね. arctan(x) の方は brogie さんの方法で解決. arcsin(x) の方は,二項定理 (1)  (1+y)^k = Σ_{n=0}^∞ {k(k-1)(k-2)・・・(k-n+1) / n!} y^n を使えばできます. 今は,k=-1/2,y=x^2 になっていますから,簡単な変形で (2)  (1+x^2)^(-1/2) = Σ_{n=0}^∞ {(-1)^n (2n-1)!! / 2^n n!} x^(2n) になり,項別積分で (3)  arcsin(x) = Σ_{n=0}^∞ {(-1)^n (2n-1)!! / 2^n n! (2n+1)} x^(2n+1) が得られます. (2n-1)!! = (2n-1)(2n-3)...3・1 です. (1+x^2)^(-1/2) を何度も微分するとなると,一般項は Bell 多項式で表現できますが ちょっと面倒そうです.

hyuuga
質問者

お礼

また質問です。 (1+y)^k = Σ_{n=0}^∞ {k(k-1)(k-2)・・・(k-n+1) / n!} y^n のyにx^2を代入して、等式は成り立つのでしょうか? 次数の違うものを代入するのはどうもしっくりこないのですが

その他の回答 (3)

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.4

siegmund です. > brogieさんのところで分からなかったのは、 > 1/(1+x^2)=1-x^2+x^4-x^6+.... > の等式自体があっているのかどうかです。 無限等比級数の和の公式 1/(1+y) = 1 - y + y^2 -y^3 + ... の y に x^2 を代入したものです. そういうわけで,収束のために条件 -1 < x < 1 がついているわけです. 収束円上のふるまいは微妙で,項別積分した arctan(x) の収束条件は -1≦x≦1 です. > それと、右辺の積分は x-x^3/3+x^5/5-x^7/7+...とはちがいますか? しまった,brogie さんの回答を copy & paste したとき気づきませんでした. すみません,おっしゃるとおりです. もちろん,brogie さんが誤解しているわけではなくて, ミスタイプです. つまり, arctan(x) = x- x^3/3 + x^5/5 - x^7/7 + ... です(グレゴリーの級数と名前が付いています). この式に x = 1 を代入すると,有名なライプニッツの公式 π/4 = 1 - 1/3 + 1/5 - 1/7 + ... が得られます. > d(x^2)/dx=2x > d(x^4)/dx=4x^3   > のような時はただ代入する訳にもいかないのですが・・ 最初の式の x の代わりに x^2 と置くと違うんじゃないか,ということですか? 最初の式 x の x に代わりに x^2 としたものは, d(x^4)/dx じゃなくて d(x^4) / d(x^2) ですよ.

hyuuga
質問者

お礼

そうか・・両方をxで微分していたから違ったのか・・・ ありがとうございます。 収束半径の説明までいただいて。。感謝です。

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.3

siegmund です. > 1/(1+x^2)=1-x^2+x^4-x^6+.... > からつかえてしまいました。 > 右辺の分母を(1+x^2)にすると、分子は > 1+x^2-x^2-x^4+x^4+x^6-x^6-x^8+... となりますよね そりゃ,分母を同じにしたら等式なんだから分子も同じになりますよ. そうじゃなくて,brogie さんが言われているのは (※)  d(arctan(x))/dx = 1-x^2+x^4-x^6+.... の両辺を x で積分しなさい(0 から x まで),ということです. 左辺の積分は arctan(x) - arctan(0) = arctan(x) になり (arctan(0) = 0 ですから), 右辺の積分は x-x^3+x^5-x^7/7+... になります. > (1+y)^k = Σ_{n=0}^∞ {k(k-1)(k-2)・・・(k-n+1) / n!} y^n > のyにx^2を代入して、等式は成り立つのでしょうか? > 次数の違うものを代入するのはどうもしっくりこないのですが ん? 等式なんだから,何代入したってOKですよ. (1+y)^2 = 1 + 2y + y^2 を使って (1+x^2)^2 = 1 + 2x^2 + x^4 とするでしょ. 同じことです.

hyuuga
質問者

お礼

brogieさんのところで分からなかったのは、 1/(1+x^2)=1-x^2+x^4-x^6+.... の等式自体があっているのかどうかです。 それと、右辺の積分は x-x^3/3+x^5/5-x^7/7+...とはちがいますか? d(x^2)/dx=2x d(x^4)/dx=4x^3   のような時はただ代入する訳にもいかないのですが・・

  • brogie
  • ベストアンサー率33% (131/392)
回答No.1

arctan(x)はつぎのような方法があります。 d(arctan(x))/dx=1/(1+x^2)=1-x^2+x^4-x^6+.... この両辺を積分して arctan(x)=x-x^3+x^5-x^7/7+... (-1<x<1) arcsin(x)は微分して、テクテク解いていく以外にはないでしょう。 arcsin(x)=x+(1/2)(x^3/3)+(1*3/2*4)(x^5/5)+(1*3*5/2*4*6*7)(x^7/7)+... (-1<=x<=1) では、頑張って解いて見て下さい。

hyuuga
質問者

お礼

すみません 1/(1+x^2)=1-x^2+x^4-x^6+.... からつかえてしまいました。 右辺の分母を(1+x^2)にすると、分子は 1+x^2-x^2-x^4+x^4+x^6-x^6-x^8+... となりますよね 右辺が1-x^2+x^4-x^6+...+x^n とすると上のように考えた時の分子が1+x^(n+2)になってしまいます。 n=∞までやれば問題ないのでしょうか?

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