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株式公開準備について
以前にも同じような質問があったら申し訳ございません。 私の働いている会社では、公開を目指しています。 そこで、まず規程類を作成しなければならないのですが、それには色々な会社の規程類を参考にした方がよいと聞いたのですが、他の会社の規程類を入手する方法がわかりません。 出来るだけ多くの例を参考にしたいのですが、何か良い方法はあるのでしょうか? 宜しくお願いします。
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複数の会社の株式公開準備に内部の人間として携わった経験のある者です。 規程類は、社外に公開して見せびらかすようなものではありませんので、他社のものをネットやメディアで手軽に見ることは出来ないと思います。 規程類を整備する為の参考資料を入手されたい場合、その方法としては、一般的に次のようなことが考えられます。 1. ベタなものですが、ネットに上がっている一般的な雛型を参照する http://www.sos-soumu.com/ (フレームをつかっているサイトなので、そのものズバリのURLが出てきませんが、中央フレーム右下の「便利ツール」をクリックしてください。) 2. 同じ企業グループ内や懇意にしている取引先等で最近株式公開した企業があって、社長同志或いは総務部長同志面識があれば、そこに協力をお願いして規程類を参考にさせてもらう。←これが王道です。社長がこの程度のことを面倒くさがるようでは、株式公開は難儀です。尚、最近株式公開したところでないと、参考にならないことが多いので、ご注意ください。(公開で求められる水準が昔と今では違うためです。) 3. 株式公開の際に起用する次のようなところに相談する。 a) 公開サポートコンサルタント 税理士や経営コンサルで株式公開のサポートを売りにしているところをもし、既にお使いになっていれば、そこに相談するのが手っ取り早いでしょう。 b) 株式公開の際に、必ず起用する相手: ・証券取扱業務の信託銀行(訴訟対決でマスコミを賑わしているUFJ信託や住友信託ですね。銀行によってレベルの差が激しいですが、公開のサポートもしてくれます。最近は三菱信託が結構積極的に営業していると聞きます。私の経験からは、中央三井信託はお勧めできません。) ・印刷会社(宝印刷か亜細亜証券印刷の二つにひとつですね。規程類整備の相談相手としては意外とねらい目です。印刷なんて後の話と思わずに、早めに声をかけたほうがいいでしょう。) ・監査法人(直前期などの監査は必須だと思います。規程などは彼等にすれば担当外でしょうが、参考になるアドバイスはくれるでしょう。) ・主幹事証券会社(上場を目指す市場によっては、主幹事証券が審査をすることになりますので、そういう場合は、ある程度規程を整えた上で、これでいいですか?と確認してもらうようなかたちにしたほうが、評価が上がります。というか、「規程の整備って、どうするんですか?」なんて聞いたら、「再来年出直せ!」と言われてしまいます。)
- 参考URL:
- http://www.sos-soumu.com/
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- GoGoTigers
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> ちなみに、なぜ中央○○信託は良くないのでしょうか? 具体的ないきさつは申し上げられませんが、 1. 客を軽んじる 2. 客を嵌める 3. 客の足元を見る と三拍子揃っています。私のところでは、弁護士を立ててやりあうところまで、揉めました。お願いした弁護士さん曰く「銀行もここまで落ちましたか。ひどいもんですね。」 また、上記の係争とは無関係に、あそこのサポートは頼りないです。 尚、三菱信託が積極的に営業と申し上げたのは、料率など条件面を頑張ってくれるということで、サポートの良し悪しは分かりません。 どの銀行も最初は何食わぬ顔でタリフ(規定料金)をしゅれっと出してきますが、株式公開が確実な会社さんであれば、絶対値引き交渉がききますので、必ず複数の銀行に当たって、比較検討・値段交渉されることをお勧めします。 その際に、「ウチはサポートも万全です」と、いろいろ参考資料を呉れたり、公開についての情報を教えてくれたりするはずですから、それでサポートの良し悪しも吟味されるとよいでしょう。 ちゃんとした銀行は、営業担当以外に公開サポート担当もつけてくれるので、必ず公開サポートで担当になってくれる予定の人と面談して、自社をいい人が担当してくれるのか、確認しておいたほうがいいでしょう。
お礼
ありがとうございます大変参考になります。 いくつか教えていただいた中で現実的なのは、 信託銀行と印刷会社の線です。 そのあたりに当ってみることにします。 ちなみに、なぜ中央○○信託は良くないのでしょうか?