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保証と保障
保証と保障の違いを教えてください。(辞書は持っていますが、そういうことじゃなくて…。)いつも、文章を書くときに迷うので、迷ったらどっちにすればいいのか教えてください。
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「保証」は将来に向けて、「間違いない」と請け合うこと。「約束する」に近い意味です。「保証書」「保証人」など、その時点で具体的な行動をとることはありません。 「保障」は望ましい状態を確保し、侵害から守ることです。その時点でなんらかの措置が講じられます。制度や法律の場合もあれば、年金等の給付のこともあります。 「国家の安全保障」「信教の自由の保障」「老後の保障」などですね。 「保」の意味が全く異なります。 「保証」の「保」は「担保」の「保」です。昔の書物の前書きなどに「誤り無きを保する能わず」といった表現がありましたが、「絶対間違いがないと請け合うことはできない(間違いがあるかも知れない)」の意です。 「保障」の「保」は「保護」の「保」です(「障」はバリア)。「まもる」というのが基本的な意味です。 「安全」とあれば「保障」という短絡的な考え方は禁物です。 無謀な旅行などを企てる人に、「安全はホショウできない」と言うときは「保証」です。「請け合えない」の意です。 ボディガードをつけたり、現地の警察に警護を依頼したりして「守ってあげる」ことができない、という意味であれば、「保障できない」と言っていいでしょう。 「退職後の地位はホショウされている」も保証です。将来のことが約束されるのが「保証」なのです。 「退職後の生活は○○年金の保障だけでは不安だ」は、退職後の時点で年金の給付を受けることが「保障」なのです。
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- ysk26
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「証」は「証拠」「確証」という言葉があるように、「確かなあかし」という意味です。それを保つのだから、「保証」は「たしかであると請けあう」という意味になります。 「障」は「故障」「障害」のように「さしさわりがある」という意味なので、それを保つ(=守る)ということで「保障」は「さしさわりがないように保護する」という意味になります。 「安全を保証する」というと「安全であることを請けあう」という意味になるし(「ここは田舎で周りはみんないい人ばかりだから、安全は保証するよ!」など)、 「安全を保障する」といえば「ほかの国から攻撃を受けないように守ってあげる」というような意味になります(「日米安保」=「安全保障条約」はこっちの意味)。
お礼
ありがとうございます。大変わかりやすい説明です。
- sion_fs
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まず辞書から抜粋。 保証「間違い無い事の証明/損害の責任を請け負う事」 保障「相手の権利や立場を保護する事」 補償「損害を償うこと、主に金銭に使われる」 で、回答… 保証…「証」明する人やお金・・・ 保証人、保証金 保障…「障」害が起きない様にする…人権保障、社会保障 補償…損害を「償」う・・・・・・ 国家補償、損害補償 この様に覚えておけば、大概の事例には対応できます。
お礼
ありがとうございます。シンプルでわかりやすかったです。
お礼
ありがとうございます。参考になりました。