• ベストアンサー

住専問題

以前、住専問題というのが新聞に毎日のように載っていました。 当時は、何となく聞いていただけなのですが、今の「倒産処理法(?)」は当時の住専問題がきっかけだったと聞きました。 はずかしながら、住専問題とは簡単に言うとどのような問題だったのでしょうか?わたしたちの生活とどのような関わりがあったのでしょうか?

  • 経済
  • 回答数3
  • ありがとう数22

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

こんにちは。 記憶があいまいな所もあるのですが、10年以上前に家を買うときの借り入れといえば、住宅金融公庫、年金融資、財形融資、銀行ローン、住専などがありましたが、融資の条件が先のほうほど厳しい条件のようにおもいました。 バブルの時は物件価格も高いのでどうしても狭小物件になりがちで銀行ではなかなか融資してもらえず、その場合の借入先としては住専がありましたが、その住専にお金を融資している銀行がそんなに儲かるならと住宅ローンを低金利もあって始めて親会社にお客を取られた格好になったのと、バブルに載って過大な不動産投資が不良債権の増大により破綻したことのように記憶していますが。  

white-tiger
質問者

補足

ありがとうございます。住専がつぶれると、何が問題だったのでしょうか? 住専が巨大だったから経済への影響が大きかったのでしょうか?倫理上の問題でしょうか?公的資金の問題でしょうか? もう一つ質問ですが、倒産処理法ができたのと住専問題とは関係があるのでしょうか?

その他の回答 (2)

  • hstm0810
  • ベストアンサー率68% (30/44)
回答No.3

倒産処理法の点からコメントさせていただきます このようなノンバンクを破綻処理する際に、用いられたのは貸し手である金融機関及び設立の際に関わっている母体行が共同責任による損失を負担するという商慣習でした しかし、住専の貸し手として登場したのは農林系金融機関で、銀行が総量規制で貸出ができない分を農林系が肩代わる。そのかわりに大蔵省と農林省との間に損失負担が生じても農林系には負担させないという約束をするというものでした。住専の破綻処理の問題がクローズアップされると時の村山内閣は貸手責任が原則にもかかわらず、行政指導のもとで母体行に責任を求めるとともに、できるだけ農林系の負担を減らすために公的資金を投入し、母体行負担+貸手負担+税金投入という不透明な破綻処理が行われる結果に至りました。つまり金融機関やノンバンクの破綻処理(倒産処理)に公的資金という税金を投入するきっかけとなったのが住専問題といえます。 近年の金融機関の破綻処理に税金投入という方法のはじまりといえます ただ税金投入を罪悪視するのではなく、アメリカが同様の金融機関であるS&Lに投じた財政負担が二兆七千億というのを考えれば、徹底した破綻処理を先延ばししたことが後の経済の後退を作り出したというのが事実と考えられます

white-tiger
質問者

補足

すると、本当の問題は税金投入でなく、倒産の処理の仕方だった。だから、倒産処理法ができた。 と解釈して良いでしょうか。

回答No.2

「住専処理に税金は当然」  1980年代、日本の景気は過熱気味だった。通貨流通量の増加は大きく、インフレになってもおかしくなかった。増加した通貨は土地・株などの投資・投機に向かった。このため一般物価はあまり上昇せず、土地・株が上昇した。この土地価格の上昇を食い止めるため、大蔵省は銀行に不動産を担保とした融資を制限するよう指導した。それは1990(平成2)年4月に大蔵省が実施した、「不動産融資総量規制」と呼ばれる金融機関向けの規制だった。  この時代、個人が住宅ローンを組んでも手間がかかり大手銀行は扱おうとしなかった。このため個人の住宅ローンを専門に扱う「住専=住宅金融専門会社」が大手銀行などの出資により設立された。当初、大手銀行は個人向け住宅ローンをあまり扱わなかったが、住専が利益を上げるのをみて、積極的に参入した。住専は親会社の大手銀行との勝負では勝ち目はない。そこで、住宅ローン以外の不動産担保の融資にも力を入れだした。住専が企業への融資という馴れない事を始めた。  こうした二つの流れがあるなかで、「不動産融資総量規制」の効果が出始め、不動産価格は下落し始めた。馴れない企業向け融資を始めた住専は経営危機に陥った。住専7社を破綻させ、その資産を引き継ぐ受け皿会社「住専処理機構」を設立することが決まった。その処理に、6850億円の税金を使うことになった。このことに対して「住専処理に税金を使うな」との声があがった。しかし政府はこれを実施した。「税金投入は農協の破綻を防ぐ、農協保護政策だ」との批判も出た。  住専問題とは破綻した金融機関をどのように処理すべきかの問題だった。そして多くの批判は「私企業の破綻処理に税金を投入するのは許せない」だった。しかし、税金を投入しなかったら、農協側の負担が大きすぎ、破綻する農協が出たろうし、日本の農業が一時ストップしたかも知れない。このような問題だった。 http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~the0350/matuzaki1.htm このサイトが参考になるでしょう。  また「住専処理に税金投入は当然」で検索すると参考になるサイトがあります。

参考URL:
http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~the0350/matuzaki1.htm

関連するQ&A

  • 障害者問題に詳しい新聞は?

    今やマスコミは安倍政権によって飼いならされて自民党よりになってしまいました。 そんな中朝日新聞、毎日新聞、東京新聞の中で政治的に頑張っていて、なおかつ障害者問題に詳しい新聞はどこでしょうか?

  • 住専問題について

    少し古い内容かもしれないんですが、数年前は「住専」という言葉を聞く機会が大変多かったような気がします。 自分でいろいろ調べようとしたのですが、自分は理系の学生なので難しい経済用語が多い資料からは理解できませんでした。大変恐縮なのですが分かりやすく解説して下さる方よろしくお願いいたします。

  • この問題教えてください。

    カメ、タコ、イカが全部で14匹います。タコとイカは同数です。さて、足の数が全部で96本だとすると、それぞれ何匹ですか。毎日新聞608回の問題です。来週の日曜日に毎日新聞に解答のるのですがわかりません。わかるかた教えていただけないでしょうか。

  • 南京大虐殺があったがどうかを簡単に証明する方法があ

    ると思いますがどう思いますか? あったことを証明するのは比較的簡単だが、なかったことを証明するのは難しいと言われています。 しかし、以前から思っていたのですが、昭和12年当時の中国の新聞を調べてみるというのはどうでしょう。 こんな、私でも思いつくようなことがなされていないのは、恐らくできない理由があるのでしょうね。 まさかそもそもその当時は新聞がなかったという訳でもないと思うのですが。もしあったとしても隠匿か焼却かしてしまっているのでしょうか。 もしこのことが可能なら、本当にあったのなら必ず記事になっているはずだし、なかったのなら当然記事になっているはずはないのです。しかもそれが中国の新聞ならこれ以上の証拠はないでしょう。 日本なら過去の新聞の縮刷版などどこの図書館でも置いていますが、中国ですからそんな証拠品を置くわけはないでしょうね。当時の中国の新聞、日本にはないのでしょうか。なにか方法はないのでしょうか。

  • 日本の過去の負債などの結末

    過去の大きな額の負債は、返済され解決したのでしょうか。思い出せるのは、 1、旧国鉄の累積赤字 2、住専の焦げ付き負債 など、税金で処理は終わったのでしょうか。 また、米国の住専であるフレディマックや、ファニーメイなどは、リーマンショックの後 、ニュースで聞かなくなりましたが今は、どうなっているのですか。

  • サブプライム問題とは?

    サブプライム問題とは一体どんな問題なのか、日本で生活する私たちにどんな影響があるのか、新聞やニュースで見ていてもいまいち分かりません。誰か、できるだけわかりやすく教えていただけませんか??

  • バブル紳士の末野興産の末野社長は今どうしている?

    住専問題で名が挙がったバブル紳士の末野興産の末野社長は今どうしているのでしょうか? なんかこういう人たちって捕まったり会社が無くなったりしても変わらず金持ちなとこや豪遊する生活観とかは変わっていない印象が有るのですが・・。 隠し財産とかがあるのでしょうか?全部差し押さえてしまえばいいのに。

  • 今後について

    学生時代はいじめられていたこともあり毎日が苦しく、次第に人との関わりを避けるようになり、卒業後は定職につかずニート生活をしています。これでいいと思っていたはずがまだ苦しいままです。 やっぱりさっさと死んだ方がいいのでしょうか?

  • 新聞で時事問題対策

    高校2年生の者です。再来年受験を控えています。 東大で地理を選択するにあたり、時事問題の知識をつけたいです。 日頃から公民の先生には新聞を読みなさいと言われ続けていましたが、 今までサボり続けていました。 今から始めようと思っているのですがどこを読めばいいか分かりません。 時事問題で特に重要なのは、やはり政治面でしょうか? 他にも、ココは読んでおきたいというところがあれば教えてください。 ちなみに毎日新聞を購読しております。回答よろしくお願いします。

  • 朝日新聞と受験問題

    お世話になります。 よく朝日新聞は受験問題の文に一番多く採用されていると聞きます。 特別に朝日新聞の文章が優れているとも思えませんし、多くの人が読んでいるというのなら読売新聞の方が部数は多いはずです。 一体受験問題に朝日新聞の文章が多く採用されている理由は何なのでしょうか?