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単細胞生物は老化しない?

細胞分裂で増える生き物って老化しないのでしょうか。 一方が親で他方が子供ってことは無いですよね。 個体に老衰はない?

質問者が選んだベストアンサー

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  • mick387
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.1

昔大学の講義で聴いたことなのでうろ覚えですが・・・ 単細胞生物でも老化します。分裂しつづければ、限界がきて、それ以上分裂できなくなります。 そのときどうするかというと、他の個体と遺伝子を混ぜ合わせるということをします。接合(mating)と言ったと思います。要するに、遺伝子を注ぎ込んで、組み替えを起こし、また二つの個体に戻ります。 そうするとまた分裂できるようになるようです。 遺伝子の多様性が必要なんですね。たしか。

ssbbnino
質問者

お礼

ずっとそのまま増え続けるなんてなんか納得出来ないと思っていたのですがそんな手が有ったのですか。 早速の回答ありがとうございます。

その他の回答 (5)

noname#2041
noname#2041
回答No.6

前の方々の回答がなかなか専門的なので、なんだか間抜けな回答なのですが。単細胞生物は主に、DNAは輪の形をしていると聞きます。テロメアは、DNAとDNAがくっつかない働きをしていますので、形が棒状になることができるんです。凄く簡単で、「TTAGGG」が繰り返され続けて構成されています。そのテロメアが無いがために、DNAの隅っこと隅っこがくっついて、輪状になってしまったという事です。では逆に、多細胞生物はテロメアをもったのでしょうか。それは、「老化、死」と、「進化」の密接な関係にあります。テロメアは、前の回答者が述べてある通り、細胞分裂の際にドンドン削れて行くものです。だから、細胞分裂に限界があります。逆に、テロメアが無いと、確かにたくさん分裂はできるのですが、別の重要な問題が生まれてきます。例え多細胞生物のように有性生殖であったとしても、DNAが交わらないのです。DNAが、酵素によって部分部分で入れ替わる為に様々な遺伝子配置が生まれ「進化」につながっていくのですが、テロメアが無いと、DNAの交換が出来ない。つまり、進化できないということらしいです。生殖細胞は、多細胞生物は遺伝子を半分にして、それが一つになることで新しい細胞が出来ますが、単細胞生物は遺伝子の交換が出来ないので、他の遺伝子を取り込んでも意味がありません。ですから、分裂という形になります。そして、進化が出来ないが為に、多細胞生物になり売らなかったと思われます。つまり、テロメア、つまり「死」や「老化」があることによって、私たちは「進化」というステップを踏む事が出来たのです。私たちの祖先は、「死」があるが「進化」もある、その道を選んだようです。だからこうやって、多細胞生物をやってられるので。私たちもいずれ死ぬんですから、つまり進化の歯車の中にあると考えると、なんだか神秘的というか、不思議ですね。なんと言うか、テロメアについての知識講座になってしまいました。参考程度に。

  • mimorita
  • ベストアンサー率44% (151/343)
回答No.5

こういう話って全くど素人なんですけど…ごめんなさい。 要するに、単細胞生物の遺伝子にもテロメア領域があるのか という事も疑問になりません? 他の例なら、ガン細胞ならどうか? とか…。 もしあったとすれば、それが削られていくのを防ぐ為に ある段階で接合して、例えばプラスミドを交換するなどの方法で テロメア領域ごと、お互いに遺伝子を補完、共有しあっているとか。 結構色々と想像してみると面白そうですよね。 つまり、老化する細胞とどこが違うのかを徹底的に掘り出してみる事だと 思うんですよ。(単細胞生物は老化しないと仮定すればですけど) 老化するメカニズムが少しずつ分ってきているんですから、 それとどこが違うのか、手がかりはそこにあるのでは? どうなんでせう? ちなみに、ゾウリムシだとやっぱり環境に強そうだから扱いやすいのかな? こういう時ってデリケートな奴って面倒ですものね。(笑)

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.4

以前、高校のときに聴いた話では、細胞分裂でできたものは「どっちも子」だそうです。多細胞生物のように、元の細胞のDNAが完全に引き継がれているわけではない、ということで。 ケイソウは、「入れ子」型になっているので、小さいほうに分裂したほうをたどってきと、どんどん小さくなってしまう。というのがあったような・・・。

noname#17364
noname#17364
回答No.3

こんばんわ。 「老化」という言葉の定義自体が生物学においては議論の的ですけれども、最近の一つの話題は「テロメア」ですよね。テロメアは染色体の両端にある繰り返し配列で、細胞分裂の度にだんだん短くなります。テロメアが短くなりすぎると、染色体の安定性が失われてそれ以上は分裂しなくなる、というのが大まかな考え方です。DNAの複製のメカニズムを考えていただければ、常に5'端の一定の長さが複製の度に削られることがわかります。つまりテロメアの長さが、老化の度合いをあらわしている、というわけです。 私自身は単細胞生物におけるテロメアの話は全く知らないのですが、一つのキーワードとして調べられてはいかがでしょうか。 ご参考になれば幸いです、

  • cholerae
  • ベストアンサー率49% (32/65)
回答No.2

mick387さんの解答への付加です。 ゾウリムシParameciumなどの単細胞動物でよく研究されています。

ssbbnino
質問者

お礼

接合で検索したらゾウリムシばっかり当たって他の単細胞生物は?と疑問に思っていました。タイムリーな回答ありがとうございます。Parameciumでもう一度探してきます。

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