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仮定法の一種でしょうか?
"I would have thought (that) you were a full-time employee by now."「もう、正社員になったかと思っていた」 TOEIC向けの問題集に出てきた表現で、意味はわかり、仮定法の一種ではないかと考えているのですが、ネットや文法書を調べても文法を解釈している例がなく、確信がもてません。 私の解釈としてはこうです。 I would have thought:思ったのは過去の話であり、過去の仮定だから仮定法過去完了の形になる。 you were a full-time employee by now:現在の仮定の話であるから仮定法過去の形になる。 他に気付いた事は、that節と主節の関係が仮定法の条件節と主節の関係と酷似している・・・という様な断片的なものです。 仮定法の○○というような用法だよ!という方がいらっしゃればとても有り難いです。 長くなりましたが、よろしくお願いします。
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こんにちは (1)理屈をとおせば、 たとえば、 If you had not told me you are not (a full-time employee), I would have thought (that) you were a full-time employee by now. の If節が省略されたもの。 「(君がそうでないと言わなければ)正社員になっているものと思っただろう」 (実際は言ったので、正社員になったとは思わない) (2)形式は仮定法過去完了 しかし内容は、現在(の事実と反対の仮定)。 事実でないことを強調するために、現在のことについて仮定法過去完了を用いることがある。 例 If I had had cash now, I would have paid you. 「今持ち合わせがあれば、払うんだが」(ロイヤル英文法:仮定法過去完了) ありえなさ(実現不可能性)の強調。 この点については、 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1026824 のNo.14さんの回答が大変有益です。 ロイヤル英文法が1例のみあげて、説明も粗略なのに対して 用例をいくつもあげて、丁寧に説明してくださっていますので、 参照を是非ともお勧めします。 私自身助おおいに助けられましたので、この場を借りて、 No.14さんにお礼申し上げます。 問題の文は、 君の勤務状態・勤続年数などからすれば、だれでも正社員になっているものと思うのが当然なのだが、 というような事情を背景に、 「(君が言ってくれたから、思い違いをせずにすんだが、 言ってくれなければ、)正社員になっているものと思っただろう」 というのが基本の意味合い。 言外に、 まだなっていないとは驚いた(不条理だetc.) のようなニュアンスがあり、 したがって、 「もう、正社員になったかと思っていた」 のような訳になります。 仮定法は感情的な表現なので、 ぎりぎり事実として実現しなかった というニュアンスをふまえる場合もあると考えていいのでしょう。 (3)または、 もう・とっくにそのように思ってもいい頃だ(が、実際はそうでない) のニュアンスにもとれるかもしれません。 It’s time I would have thought (that) you were a full-time employee by now. 「(勤務状態などからすると、とっくに)正社員になったと思ってもいい頃だ」 のIt’s timeを省略。 言いたいことは It’s time you were a full-time employee by now. 「(勤務状態などからすると、とっくに)正社員になっていてもいい頃だ(なのに、まだなっていないのは不条理だ)」 と同じ。 (4)主節が仮定法のときの従節の時制の一致 原則:従節は、主節に影響されず、その独自の意味内容に従って自由に時制を選ぶ。 例外:主節の過去(完了)形に、形のうえで影響されて、書き手が、従節を機械的に過去形にすることがある。 a) If you had not told me you are not (a full-time employee), 主節had not told過去完了形、しかし従節は内容が現在の事実なので、主節に関係なくare現在形(原則どおり)。 b) I would have thought (that) you were a full-time employee by now. 主節would have thought過去未来完了形、しかし従節は内容的に現在の事実に反対の仮定なので、主節に関係なくwere仮定法過去形(原則どおり)。 (5)以上は、あえて文法的に説明してみると、ということです。 実際にはIf節その他をともなわず、 I would have thought (that)…単独で、決り文句として使うのが標準のように思います。
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- rendezvous
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ごめんなさい。質問文をよく読まずに解答してしまったようです。No4の補足をします。 この文はまさしくあなたの解釈どおり仮定法過去完了です。見事な解釈です。 ‘if 節は仮定法過去完了、帰結節は仮定法過去’という文がありますが、これも参考になると思います。 If you had taken my advice, you would be a full-time employee now.
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございました。 >これは仮定法で、‘過去において実際には行われなかったことについての仮定的想像を表す’用法です。 この用法は「マスター英文法」にてそう捉えられていたのですか?rendezvousさんとdragonjuinさんのご回答から、条件節が簡略化された仮定的想像を表す仮定法の用法だと解釈させて頂きました。 お力になっていただき、有難うございました。
- rendezvous
- ベストアンサー率25% (2/8)
●これは仮定法で、‘過去において実際には行われなかったことについての仮定的想像を表す’用法です。 He wouldn't have enjoyed the party. ([彼はパーティーに行かなかったが、仮に行ったとしても]パーティが楽しくなかっただろう) I could have done it with ease. (私はそれを[実際にはしなかったがやれば]容易にできていただろう) It might have been worse. ([事情によってはもっとわるかったかもしれない]がまぁまぁというところだった) (以上の英文は中原道喜・「マスター英文法」・pp423・吾妻書房より抜粋) ●下記の助動詞の過去推量などと混同しやすいですが、厳密には区別されます。ですが、区別にあまり意味はありません。 ‘助動詞+have done’の形で過去の出来事に対する推量や後悔・非難などを表す。 must ~した(だった)に違いない may ~した(だった)かもしれない cannot + have done ~した(だった)はずがない should ~すべきだった(のにしなかった) need not ~する必要はなかった(のにした) I should have done earlier. (もっと早くすればよかった[のにしなかった]) ●主語・副詞句・不定詞・助動詞などの中に If... の気持ちを含ませる用法であると何かの本で読んだことがあります。参考になればうれしいです。
これは仮定法ではなく、would have ~ で過去についての想像や推定を表す用法です。
- osumitan
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仮定法ではないと思いますよ。仮定法の文章だったら、 「もし~だったら」という訳になってくるでしょうし。 wouldの方は、想像とか推定を表しているんじゃないでしょうか。 過去のことについての推定では「would have + 過去分詞」を使います。 you were の方は、単に時制の一致というだけの気がします。
- taka1970
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その訳は問題集にかいてあったのですよね?「ずっと正社員かと思っていた」かと思いましたがー、どうなんでしょうねー。単なる過去完了の継続用法にも思えますがー。
お礼
大変丁寧なご説明、ありがとうございます。 自分の中で、(1)や(3)から簡略化された仮定法の一種のポピュラーな言い回しという判断ができました。 (2)については、(今はもう正社員ではない事を知っていて)正社員だと思っていたのは過去の話なので、現在の事実でない事を強調する過去完了ではなく「仮定+過去」で仮定法過去完了が用いられているのではないかと思いました。 dragonjuinさんの他の質問者に対する回答にもいつも感心させられています。ロイヤル英文法をお使いになられているようですが、それ以外にお使いになられている良い文法書等はありますか?