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ナチスとユダヤ人

第二次大戦でドイツことナチス軍がユダヤ人を大量虐殺したと言うのは有名な話しですが、半世紀経った現在、ドイツとユダヤ人の関係はどういう状況なのでしょうか?日本は現在も中国や韓国から批難されていることがありますが、ドイツの国はユダヤ人にどのような謝罪をして処理をしたのでしょうか?

noname#20310
noname#20310
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  • florenz
  • ベストアンサー率52% (128/242)
回答No.4

No.1の補足です。 ユダヤ人への差別は、特にドイツだけがしていたわけではなく、ヨーロッパの多くの国がユダヤ人を差別していました。 ユダヤ人は、ナチスが虐殺を始めるより以前にイギリスやフランスから追放され、ドイツや東欧に数多く住んでいました。 他の方が書かれているとおり、年輩者の中には、表立ってはいないものの、第三帝国時代を良かったと思っている人も多くおり、若者の中にもヒトラーを信望したり、そこまでいかなくてもドイツ人が一番であると考える人は多いです。 それは、ドイツにいるとそう感じます。 本人たちは意識していないのでしょうが、自分たちが一番!という無意識の言動をすることが多々あります。 あぁ、これがナチスドイツを築いた民族なんだなぁ、と納得してしまうほどです。 外国人(有色人種)に対しての差別心も、ネオナチだけでなく一般の人でも多々持っています。 外国人追放を訴える人もいれば、それに反対するデモも起きる、といった具合です。 とは言え、国としてはナチスの犯罪を猛反省し、それを対外的に表明し、憲法まで改正してナチス犯罪に対応するという徹底ぶりが日本と違うところです。 ちなみに、アルゼンチンにアイヒマンが潜んでいるという情報をキャッチしたのは、ナチスの追及を続けていたドイツです。 けれど、ドイツの中にもまだナチス関係者がいたため公にはせず、直ちにモサドに通報し、モサドがアイヒマンを追跡しました。

noname#20310
質問者

お礼

お礼を言うのを忘れていました。すみません遅くなって・・・。

その他の回答 (3)

noname#1019
noname#1019
回答No.3

私はドイツ人女性のメル友を持っていて英語でコミュニケーションを取っていますが、彼女が言うには、tirtaさんのおっしゃったように高齢者、つまりナチスが存在していたときにそれを信奉していた世代には未だにナチスの行為や考え方を肯定している人達が多く存在し、また若い世代にもアーリア人はどの民族よりも優秀であるという考えを持った人達が多くいるそうです。 外国人に対する接し方や感情など日本人と同じようなところがあり、他国人を無視したり、軽蔑したり、差別するような部分は高齢者には未だにあるそうです。特にユダヤ人に対する差別感情は表には現れなくても心の底に根強く残っていると考えられます。 ただ一方で彼女のように外国から移住してきた人達と積極的に友人関係になったりして差別意識を持つことを罪悪と考え、ドイツが過去に犯した罪を客観的に認めている人達も多くいることは確かです。彼女が私とメル友になったのも彼女にグローバルな考え方があったからだと思います。 蛇足になりますが、しかし彼女も戦後50年以上も経った今でも第二次世界大戦の戦勝国であるアメリカやイギリスなどがエンターテイメントである映画の中で未だに、友好国であるドイツ人や日本人を悪者で馬鹿で臆病者として描いているのは、行き過ぎであると言っていました。だから彼女は敗戦国を一方的に「悪」と決め付けて描いた「パール・ハーバー」などの英米が作った戦争映画は観たくないそうです。私もそうです。ナチスがユダヤ人に対して行なった行為は虐殺であって、東京大空襲や広島・長崎の原爆で十数万人の一般市民を殺したことは戦争を終わらせるための正義であったという考えには強い矛盾と抵抗を感じます。

  • tirta
  • ベストアンサー率42% (44/103)
回答No.2

 先にお書きになった方のおっしゃられるとおりドイツにおいては ナチスを信奉するような行為自体が法律で禁じられております また公式謝罪の意味合いにおいても、どこかの国のように「あった 事実」を知らせるよりも「数にこだわり、行為の残虐性をぼやかした」 発言だの教科書が許されるような甘さはないと言えます  戦犯が重要な公職につくこともありません 元国連総長の ワルトハイム氏は在任中にナチスであったことを指摘され辞任 しています 戦犯が政治家に納まっている当地とはかなり 事情が違うと言えます  しかしながら、実際は一部に根強いナチス信奉者が存在しつづけ、 それはテレビで照会されるようなネオナチの餓鬼どもとは桁の違う レベルの脅威です 普通に暮らす立派な市民の顔の下にナチスへの 敬意を持ちつづけている人達がたくさんいるのもまた事実です  また旧東独内でも共産党政権時代、ユダヤ人に 対する差別が面々とあったようです この傾向にさらに拍車をかけた のが東独との併合後の社会不安で、雇用不安・失業にさらされた 人達の一部が、外国人労働者やユダヤ人にその敵意を向けたという ところでしょうか・・・   ところでナチスの戦犯については時効というものは存在しません 何年か前のアイヒマン逮捕をご存知でしょうか?いまだに ボルマンはその行き先が週刊誌をにぎわせることがありますね ナチスに人生を踏みにじられた人たちの中には、彼らを追いつづける 事を人生の目的とした人々がいます またイスラエルはモサドを 主体にナチスの追及を国家レベルで今も行っています(アイヒマン 逮捕はモサドによるものです)  このへんのことについて読みやすいのは早川文庫ノンフィクションの 「追跡者たち(ごめん、正確な名前は失念)」著者はマイケル・ バー・ゾウハーという人です ぜひご一読を

  • florenz
  • ベストアンサー率52% (128/242)
回答No.1

ドイツは、公式に何度もナチスによる犯罪を謝罪しています。 戦後の戦争裁判で戦勝国に裁かれた後も、自国によるナチス犯罪を追及し、裁いてきました。 逃亡してしまったナチス高官も多くいましたが、ドイツでは国でナチス犯罪追及機関を設けて、世界中を探し回りました。 憲法を改正してナチス犯罪に対する時効を延長したり、ついにはナチス犯罪の時効をなくしたりもしてきました。 戦後、ナチスの象徴であるヒトラーの写真・肖像画や鉤十字等の使用、販売、取り引きは、学問以外の場では法律で禁止されました。 国旗と国家も変更されました。 ナチス賛美は法律で禁止されました。肯定することも禁止されています。 インターネット上で、他国の人がナチス賛美しているホームページに対しても警告を発しています。 ネット上でのナチス賛美について、国を問わずドイツの法を適用させるという話も出ているほどです。 1985年に、西ドイツ大統領のヴァイツゼッカーが連邦議会で敗戦40周年に関する演説をしたことは、世界でも有名です。 日本でも、ヴァイツゼッカー大統領の演説の内容が「荒れ野の40年」(岩波ブックレット)という題で翻訳されて出ています。 内容は、国民一人一人が過去に対する責任を負い続けていくことを呼びかけ、過去を直視しましょう、という内容で結ばれています。 彼は、決して革新派ではなく、キリスト教民主同盟というドイツの代表的政党の人であり、保守政党の人です。 これらが、A級戦犯が合祀されている靖国神社に参拝したがっている首相がいる日本とは全く違うところではないでしょうか。 こういった違いが、同じように侵略戦争を起こし敗戦国であるにも関わらず、世界に信頼される国と、非難される国の違いになったのではないでしょうか。

noname#20310
質問者

お礼

とてもわかりやすい説明でありがとうございました。今、靖国神社参拝の件でいろいろともめていますが、私は毎年首相も参加している慰霊供養祭に今年も参加するだけでいいのではと思っていたのですが、知人や友人の間ではそうでない意見が多いのです。半世紀たってる、中国や韓国の意見は関係ない、愛国心が重要、先祖を大切にすべき、とかの意見です。florenz様の意見を伺い、やはり中国や韓国の方の意見は無視すべきでないと思いました。

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