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合金を使用しない熱電対

熱電対をある方法にて線状でないものを作製しようと考えております。 しかし, JISにあるものや,熱電対の基礎を書いた本にはクロメルやコンスタンタンなど合金を使用したものしか紹介されておらず,高純度の合金(99.9%以上,板状or円板状)を購入しようとすると高くなってしまいます。(また,再度製作しようとしたときの再現性も問題になりそうです。) そこで,金属材料を2種類用いて熱電対としたいのですが,その様な例をご存じないでしょうか? どなたか文献のご紹介,ご意見など宜しくお願い致します。 使用環境は真空中,還元性雰囲気,0℃~90℃程度です。

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回答No.2

御存知とは思いますがTCは接合部の点と端子間の温度差分の起電力(熱起電力)を発生します。接合部が点ではなく面などの広範囲にわたる場合接合部の温度分布が無視できなくなるでしょう。基本的に接合部はなるべく小さく接合した方がいいと思います。 また、クロメルやアルメル、銅、コンスタンタンなどの金属以外でも出来るとは思いますが起電力が非常に低く計測できないとか絶対的な起電力が分からないので温度が測れない(先に校正、値づけが必要)ヒステリシスや再現性、高温での変質なども発生しないという実証試験も必要になるかもしれません。市販の製品では測れないようなものを計測するのでしょうか。細いものは髪の毛よりも細いものがあります。先に書かれた方が書いてますがRTDだとまずいのでしょうか。自己加熱が気にならなければ精度はこちらの方が良いです。参考に何に使用するのか教えてくれれば考えやすいのですが…。

Yggdrasil
質問者

補足

アドバイスありがとうございます。 JISに準じたもので一番細いものは0.35mmでしょうか。もっと細いものもありそうですね。問題は接着方法なんです。 出来るだけ測温接点を小さくしたいのですが, 接着剤だとはみ出てしまい,加工に影響が出てしまいますし,きちんとくっついていないと伝熱も上手く行きません。かといって溶接が出来る材料に付けるわけでもありません(プラスチックスです)。 一般の熱電対で測温接点を小さく出来ればそれでもかまわないのですが,それが難しいため,熱電対自体を加工物にくっ付けてやろうというのです。(加工といっても切削や研削ではありません。) 校正(?)は当然必要になると思っています。事前にオシロで起電力を取って,市販の熱電対の測定値と比較する方法を考えております。

その他の回答 (1)

noname#11476
noname#11476
回答No.1

熱電対でなければだめな理由があるのでしょうか? 測温抵抗体ではだめなのでしょうか? (Ptが精度が高いけどそれに限らずいくつかあります)

Yggdrasil
質問者

補足

回答ありがとうございます。 構造が複雑になるので抵抗体ではマズいんです。

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