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財閥などに見られる経営多角化のの意図
財閥などは経営を多角化していったようですが、 最近の企業でも多角化経営しているところもあるようです。一見、単純に利益を挙げるためともとれますが、 経営を多角化すること自体のメリットもあるような気がしてなりません。 もしあるとしたらそれはどのようなものでしょうか? 多角化のメリットについてよろしくおねがいします。 詳しい方お願いします。
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noname#5751
回答No.1
会社の存続と業容拡大のためです。 製品には寿命があります。 製品セグメントにも寿命があります。(例:LPレコード) 特定業界にも寿命があります。(例:ブリキ細工) 「シューティングゲーム」という商品セグメントのヒットメーカーだったアイレムはブームが去ったら倒産してしまいました。一方、コナミは取り扱いアイテムをアドベンチャーや恋愛シミュレーションに多角化することで会社の寿命を延ばしているわけです。 専業企業は特定業界で確固たる地位を築いても業界(例:TVゲーム)そのものの寿命が終わったら市場から退場せざるを得なくなります。 だから、コナミも他ジャンルに触手を伸ばしているわけですね。 会社の究極の目的は存続と拡大なので、特定業界の盛衰に依存するリスクを避けるために、有望な市場を模索しているわけです。 もっとも、業界で「勝てる」商品やブランドを確立するほうが先ですが。
お礼
ありがとうございます。 やはりちゃんとした理由があったんですね。 とても勉強になります。