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脳梗塞の後遺症による症候性てんかん

私の父がおとといけいれんを起こしそのまま入院しました。 父は3年前に2度目の脳梗塞(1回目は19年前)になり、多少の運動障害があるくらいで元気に毎日を過ごしておりました。お医者様によると2度目の梗塞の時の後遺症による(症候性てんかん)との判断です。 ただ入院中の病院で暴言を吐いたり、落ち着きのない態度で勝手に点滴をはずしたり歩き回ったりと情緒不安定で手を焼いております。この状況にお医者様から『精神科の病院へ移ってもらうかもしれません』とのことでショックです。 脳梗塞の後遺症でのてんかんでこういうことってよくある事なんでしょうか? そして症候性てんかんとはどういった病気なのでしょう?また薬で予防できるものなのでしょうか? よろしくお願いします。

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回答No.1

てんかんとは、WHO の定義によれば 種々の病因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、大脳ニューロンの過剰な放電から由来する反復性の発作(てんかん発作)を主徴とし、それに変異にとんだ臨床症状および検査所見をしめすもの となっています。 この中で、特定の病変や原因がなくてんかん発作が起こるものを「特発性」、脳の形成異常や、あるいは脳炎、脳腫瘍、頭部外傷の後障害などの脳の器質的病気があって、そこから二次的に発生するものを「症候性」と分類しています。 あいにく専門ではありませんので、脳梗塞後の発生率の Data は持ち合わせていません。ただ、かつて抗てんかん薬の開発にかかわったときの経験から行きますと、てんかんの治療薬剤はいろいろあるんですが、どれが効くかは、正直使ってみないとわからない、のが現状です。同じような発作系を同じような頻度で示す二症例に、同一の処方を与えても、一方は発作発現が殆ど見られなくなり、もう一方は余り変わらない、そこで後者には別の処方を試みる、ことになります。新薬の開発過程で、この後者に当る症例に試験的に投与し、効果がないこと、著効が認められることの両方が見られ、著効例では (本来は許されず、特認を受け) 試験終了後も供給し続けている例もあります。 症状発現の頻度等は専門家にお任せしますが、てんかんの薬物療法は、その個人にしか当てはまらない傾向がありますので、周囲の経験などから来る話はあてにならないものと考えてください。効果の有無の判断、薬剤の変更に関しては、主治医にきちんと相談すべきで、医師はそれを行なう義務があります。

chocochip02
質問者

お礼

ご丁寧なご返事感謝しております。てんかんの薬には個人差があるのですね。 今のところは父も落ち着きを取り戻しつつあります。お医者様から処方された薬で当分様子を見てみます。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.2

脳梗塞の後遺症でのてんかんでこういうことってよくある事なんでしょうか?  回答、時々あります。 そして症候性てんかんとはどういった病気なのでしょう? 回答 発作が頻回におこり人格変化をきたしたものです。 また薬で予防できるものなのでしょうか?  回答 薬で予防できることもあるし、    くすりがききにい人もいます。

chocochip02
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。父も最初はどうなることかと思い心配しましたが、ようやく落ち着きが戻ってきた様です。 当分与えられたお薬で様子をみます。

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