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I.I(イメージインテンシファイア、蛍光輝度増倍管)について
X線撮影で、I.I.を拡大モード(小視野)にしたとき、被ばく線量が増大する理由を教えてください。お願いします。
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I.I.についてはあまり詳しくないのですが、一般的に照射野を小さくすると、被ばく線量(当然この線量は直接線のあたる皮膚線量や深部線量であって、積分線量のことではありません。)はご質問の通り多くなるとされています。 私がこの点の理由として理解しているのは次ですが、自分自身でこれが100%正しいかは確信していませんので、そこを差し引いてお読みください。 照射野を小さくしてしまうと、散乱線が減少します。これはいいことなのですが、それによっていわゆるバックグランドの線量(本来はノイズと処理されるものですが)が減少することによって、基地濃度が減少します。 その結果濃度不足になったように(実際は充分なコントラストはあるのですが)なるので、撮影者は(あるいは装置の自動線量調節機構で)線量を増加させるという理屈らしいです。
お礼
なかなか難しい理屈ですね・・ありがとうございました。