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stalkという語

辞書にもよるのですが、stalkという動詞は、 「そっと近寄る」 「大またで闊歩する」 という、イメージとして全く逆の意味を持っているようです。 ある小説の中に、 「ある人がstalk inして、~して、またstalk outした」 という文があるのですが、これを前者の意味に取るのと後者の意味に取るのとで情景が全然違いますよね。 こんなふうに、「部屋にstalk inする」「部屋からstalk outする」といった使い方の場合、一般的にはどちらの意味に解するのが自然なのでしょうか? 文脈からはどうしても読み取れないので(この人の部屋の出入りという動作はこの一文だけなので、そっと入ってそっと出て行ったと考えても、どしどし入ってどしどし出ていったと考えても通るのです)、 皆様のご意見をうかがいいたいと思います。 ちなみに、この小説は100年以上前に書かれた古典ですので、現代人の感覚とはまた異なる可能性もあります。 ですので、古い英語、古典文学に詳しい方のご回答でしたらなおのこと大歓迎です。 よろしくお願いします。

みんなの回答

noname#7963
noname#7963
回答No.6

5です。 単にstalked into the roomだけなら(2)と理解します。 やはり、自動詞・他動詞で区別するので。 又、「他の人の邪魔にならないようそっと入って用事を済ませてそっと出て行った」の場合、sneaked などと違う表現が使われると思います。

grassgrass
質問者

お礼

重ねてのご回答ありがとうございます。 私が迷ったのは、一部の辞書で、自動詞として To walk slowly and cautiously; to walk in a stealthy, noiseless manner というような定義が見られたので、「そっと歩く」もいけるかな、と思ったからなのです。 ただ、こういう定義を載せていない辞書多いので、やはりこれはかなり例外的な特殊な使い方なのでしょうね。 ありがとうございました。

noname#7963
noname#7963
回答No.5

文脈から分からないとはちょっと理解できません。 例えば、Frances Hodgson Burnett (1849-1974) のLittle Lord Fauntleroy (1886)では、 The fact was that the Earl had stalked into the room and stood, looking like a venerable aristocratic giant, staring at the woman from under his beetling brows, and not condescending a word. He simply stared at her, taking her in from head to foot as if she were some repulsive curiosity. He let her talk and demand until she was tired, without himself uttering a word, and then he said: "You say you are my eldest son's wife. If that is true, and if the proof you offer is too much for us, the law is on your side. In that case, your boy is Lord Fauntleroy. The matter will be sifted to the bottom, you may rest assured. If your claims are proved, you will be provided for. I want to see nothing of either you or the child so long as I live. The place will unfortunately have enough of you after my death. You are exactly the kind of person I should have expected my son Bevis to choose." And then he turned his back upon her and stalked out of the room as he had stalked into it. stalkの意味ですが、 1. transitive verb follow stealthily: to follow or try to get close to a person or animal unobtrusively 2. intransitive verb walk stiffly and angrily: to walk in a stiff, angry, or proud way 3. transitive verb proceed steadily and malevolently: to proceed in a steady and sinister way 4. transitive verb law persistently harass somebody: to harass somebody by persistent and inappropriate attention, for example, by constantly following, telephoning, or writing to him or her 上記は文脈から2である事が分かります。 忍び寄るとの意味の場合には、その対象物が普通あります。それも文脈から理解できます。 ところで100年前の英語ってそれほど現在のものと変わっていないと思いますが。数百年になれば別ですが。

grassgrass
質問者

お礼

ありがとうございます。 文脈からわからないと言ったのは、ほかの人たちがしゃべっている中で一行だけ、ある登場人物が「stalk inしてstalk outした」という文がはさまれているもので、その人物の動作の結果がその場に影響を与えるものではなくて、「他の人の邪魔にならないようそっと入って用事を済ませてそっと出て行った」と解釈しても、「他の人を妨害しながらのしのし入って用事を済ませてのしのし出て行った」と解釈してもいいものだったからです。 「忍び寄る」というのは対象物がある場合、とほぼ限定してしまっても大丈夫でしょうか?だとしたら当然、部屋への出入りでは「そっと」でなく「のしのし」のイメージだと決まりますよね。

noname#175206
noname#175206
回答No.4

 stalkのイメージは「ゆったりと/ゆっくりと」が基本としてあります。ですから、大股であるくときは動作はゆっくりでしょうし、こっそりのときも動作はゆっくりこっそり、という具合にどちらも動作としては「ゆったり/ゆっくり」という点で共通です。

grassgrass
質問者

お礼

ありがとうございます。 とすると、動作のテンポは「ゆっくり」なわけですね。 要するにこの語は、「ゆっくりな動作」を表すだけであって、 それが「静かに」なのか「どたどた」なのかという「音」については、この語だけでは特定できない、ということになるのかもしれませんね・・・ そこは動作の主のキャラクターや、状況・文脈から推測すべきなのかも・・・

回答No.3

Yahoo!辞書(新グローバル英和辞典)には以下のように記載されています。 1.他動詞  「〔獲物など〕にこっそり近づく, 忍び寄る」 2.自動詞  「(威張って)大またに歩く」  「獲物に忍び寄る」 他 例文  He ~ed out of the room in anger.  「彼は憤然として部屋から大またで出て行った.」 http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?index=397670&p=stalk&dname=1ss&dtype=1&stype=0&pagenum=1 grassgrassさんがご覧になった小説では、自動詞として使われていると思いますので、例文にあるように (あるいは明らかに獲物を狙って歩いている情景ではない限り) 「(威張った様子で)大またで部屋に入っていった」 「(威張った様子で)大またで部屋から出て行った」 と訳されたので良いのではないでしょうか。 (もちろん、grassgrassさんが書かれている通り、「現代人の感覚とは異なる可能性もある」という可能性は否定できませんが)

grassgrass
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、「そっと」のほうは、「獲物に忍び寄る」というニュアンスですね。(「ストーカー」なんてその通りですよね) 対象が無く、場所に(場所から)stalkするという場合は、「大またにのっしのっし」のイメージなんでしょうね。 あとは、19世紀にどんなニュアンスで使われていたかが問題ですね・・・

  • Kei99
  • ベストアンサー率41% (5/12)
回答No.2

私の辞書によりますと、 *初14c:古英語 bestealcian (こっそりと歩く) *古期英語(こっそり歩くの意) とあります。

grassgrass
質問者

お礼

ありがとうございます。 とりあえず初期の英語では「そっと」のニュアンスなのですね。 となると、19世紀の用法が気になるところです。

  • fuyounor
  • ベストアンサー率47% (132/278)
回答No.1

決して詳しくは無いのですがちょっと興味をそそられましたので 通りすがりのたわごとと思ってください。 > 「そっと近寄る」 > 「大またで闊歩する」 > という、イメージとして全く逆の意味を持っているようです。 これは日本人のもっているイメージではないでしょうか? アメリカのアニメでそっと近づく様子を見ると大股でゆっくり近づきますよね。

grassgrass
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。 手持ちの英英辞典によりますと、 stalk=walk in a stiff, proud, or angry way とあります。(ほかにもいろいろ辞書はあるのですが、今一番手近にあったものを見ています) これには「そっと」というイメージはなく、おそらく足音を立ててのっしのっし、あるいはどたどた、と歩いている感じがうかがえます。 たまたまこの辞書では前者の「そっと」という意味は載っていないのですが、他の辞書にはそういう「そっと、静かに」というニュアンスの意味も載っていて、ちょっと迷わされたところです。

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