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病院の付き添いについて
こんにちは。看護学生です。実習で看護師さんが患者の家族へ付き添いの強制をしている場面をみました。その患者さんは夕方手術が終わり、その晩、一晩だけの付き添いというものでした。家族の仕事状況は看護師さんも把握していたと思うので家族に依頼したのだとは思います。しかし強制していいものか違和感を感じました。付き添いについて法的な取り決めなどはないのでしょうか。教えて下さい。
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こんばんは。勤務医だった私の経験では。 基本的に「付き添いは出来ない」というのが「ごく普通の病院の大部屋」でしょう。特に、その日のうちに容態が変わるとか、命に関わる手術とかでない限りは、他の患者さんへの迷惑などを考えて付き添いは出来ないです。普通、手術の後に御家族へ説明があって消灯の時間に緊急時の連絡先を確認して解散と思います。個室で入っている患者さんは、この限りではありません。手術の当日夜の付き添いが強制であれば、独身の人、身よりのない人など困りますよね。 私が思うには、その患者さんは御高齢で手術の後に、もうろうとして点滴を引き抜いたり、トイレに行こうとして転倒したりなど心配で付き添いを強く御願いしたんじゃないでしょうか。 局所麻酔の小さな手術か、全身麻酔の長時間にわたる手術か、患者さんは若くて合併症のない人か御高齢で手術自体が体に大きな負担となるか、などなど・・・No1の回答者様の書き込みの通り「患者さんの個性や背景」を考えて医療は行われるべきと思います。
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- poohsan22
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法的な取り決め等、今まで看護の勉強(関係法規)をしてきた中で、聞いたことがありません。その病院の方針等で、付き添いが必要とか、完全看護なので、特に必要なしとかはあると思いますが・・・。 ただ、患者さんは、手術を受けることで、不安を抱えているはずです。家族がそばにいることで、少しでも不安が軽減されると考えたのなら、付き添っていただくようにお願いするというのも、看護だと思いますが、強制までしていいものかどうかは疑問です。ほかにも、不安の軽減の仕方はあると思うので・・・。 その患者さん、患者さんのご家族の状況をよくみて、その患者さん、患者さんのご家族にあった看護を提供していきたいですね。
お礼
不安の軽減のため付き添いを勧めてみることも看護なんですね。その視点では見れていませんでした。法律はないようですね。 付き添いは他の患者さんの家族も義務のようにしている方が実習先の病院では多くいらっしゃいます。田舎なのでまだ付き添いの風習が強いのかなといつも感じています。ありがとうございました。
お礼
患者さんは確かに高齢で、一時抑制も行いました。 その病院では「付添申込み書」の記入が必要で、看護師が「記入をお願いします」と家族に有無を言わさない雰囲気で付添いとなりました。家族から付き添いの申し出はありませんでした。 今回質問させていただいて、やはり個別性の医療が重要だと再認識できました。ご丁寧な回答ありがとうございました。