• 締切済み

中国語の補語と助詞“了”の関係

中国語の助詞で動態助詞と語気助詞の“了”がありますよね。 ~出来了。  ~搬走了。  などと、補語と“了”が一緒に使われる場合、 動態助詞としたほうが良いでしょうか、語気助詞としたほうが良いでしょうか。 私は、語気助詞のはたらきのひとつである「既に出現した状況」と分類してしまったのですが、 動詞の後ろにあるので、動態助詞の「既に発生した動作」とも考えられるかとも思っております。 よろしくお願いします。 

みんなの回答

  • shangyan
  • ベストアンサー率41% (117/284)
回答No.1

>補語と“了”が一緒に使われる場合、 動態助詞としたほうが良いでしょうか、語気助詞としたほうが良いでしょうか。 補語があることが、語気助詞になるか動態助詞になるかを決定しません。 語気助詞の「了」の説明はそれでいいですが、それが話者の「状況認識」であるということが大事です。 動態助詞とは、動作、行為がはじまっていないのか、はじまるところなのか、行われている最中なのか、終わったところなのかといった状態を表すものです。そして動態助詞の「了」は「動作の完了」の状態を表すものです。それが過去においてなのか、未来においてなのかは問いません。「既に」とは限りません。 また語気助詞は文全体にかかり、動態助詞は動詞にしかかからないという違いも大事です。 例文のように動詞で終わる文に「了」が付いている場合は、文脈によります。両方の意味を持っていることも多いです。「了了」とはせず、ひとつで表しますから。

tenshinohane
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。 回答をありがとうございました。 “了”の研究をしております。  やはり、補語と一緒だからということが決定権をもつということではないですよね。 「既に」と書いた理由は、『現代漢語詞典』に動態、語気ともに“了”の説明として書かれていたからです。  さらに研究をすすめていきたいと思います。

関連するQ&A