（欧州） みんなどうやって車を出しているの？

質問

ヨーロッパ諸国では、車を道路に駐車している街が多いですよね。　　道路の両側にビッシリなんですが、どうも違法駐車ではないようです。　　日本のように駐車場も多くありません。　　多分、古くからの建物や街並みを大事に保存しているので、駐車場自体がないんでしょうね。

それはいいのですが、前後の車との間隔が 50cm 以下になっている車が結構あります。　　坂道ですのでサイドブレーキはしっかりかけているはずです。

よく前後の車にバンパーをぶつけながら出て行くという話がありましたが、これはサイドブレーキをかけない場合に可能な話だと思われます。　　だって、サイドブレーキをかけている車には、軽く当てたくらいでは動きませんよね。

坂道に駐車している車は、どうやって自分の車を出す事になっているのか不思議に思いました。

どなたかご存知の方、お願いします。

回答No.1

robin14 · ベストアンサー

私の知っている範囲でお答えします。
ヨーロッパといっても国によって違いがあります。
斜めに並べて止めている所もあります。
坂道に止めている車は、すごいなと私も思いますが、多いですよね。
次から次へ、うまく駐車しています。

出す時のことを考えて、ぎりぎりの幅を取って止めていますから、うまく出すのに慣れています。
やはり、バンパーにぶつける車もあるようですが、超高級車はそういうところに止めていません。
日本より、車の傷が多いです。
バンパーに関する感覚が違い、そこにはぶつけても気にしない人がいます。

とてもくっつけて止めているのは、同じ職場とか、商店とか、関係者同士で、相手がいつ出るか知っている場合が多いです。

勝手に空いている所に止めているように見えますが、地元の人は止めてよい所とそうでない所を知っています。
時々、突然レッカー車がやってきて、持っていってしまうことがありますから、レンタカーの場合気をつけてください。
以上、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、フランスなどの大きな国の都市部での話です。
知っている範囲ですのであしからず。

お礼

ご回答、有難うございました。　　くっつけて駐車しているのは、お互い知っている同士が多いからできるんですね。　　合点がいきました。　　でも、ヨーロッパでもレッカー車で引っ張っていくんですね。　　参考になりました。

回答No.2

noname#12638

ＥＣエリアといっても各国でかなり事情が違い、国境を越えて移動するとかなり戸惑うことがあります。回答を書き込むスペースを考えて、ここではパリの事情だけに絞って答えさせて下さい。

　パリ市内でもデファンスやモンパルナッスなど近代的なビルが立ち並ぶ地域には地下駐車場などがありますが、ことに一桁区などの旧市街では駐車するところがなくて苦労します。そこで路上駐車するわけですが、駐車禁止区域は日本ほどではないにしても、robin14様もお書きのように、もう近隣の方同士で停めるところを決めているようで、ヨソ者にはなかなか停めにくいものがあります。以前は二重駐車などひどい停め方も目立ちましたが、近年では取締りがかなり厳しくなり、なおさら停める場所探しに時間がかかりるようになりました。
　面白いのは、誰も停めていない通りでつい右側に停めておくと、自分の車だけが右で、他のクルマはみんな左側に停めている、パリでは案外左側駐車を指定された通りが多いのです。

　駐車の間隔が狭いのはＥＣ諸国共通の風景ですが、ひと昔前には、白髪の老婦人がルノー５などでハデに前後のもっと大きな車を押しのけていて、その大音響の連続に思わず立ち止まって「見学」するなんてこともよくありました。ほとんどの車がサイドブレーキをしっかり引き、さらに１速かＲに入れているのですが、それでもドスンドスンと繰り返しているうちに少しずつ滑って見事に間隔が開きます。でも、そう言われてみると最近はこんな風景はあまり見かけなくなりました。バンパーが樹脂になってキズが入りやすいのが原因でしょうか。
　自分の車まで帰って来て見ると、じつに見事なまでに必要最小限の間隔を取ってくれているので、後の車のバンパーにソッと当ててから据え切りすればなんとか出られる、そんなことがよくあります。

　面白いのはスマート、普通の車では入れないスペースに、歩道に頭を向けて割り込んでいる、なるほどなあと感心してしまいます。

　余談ですが、もしＥＣ諸国の都市をご訪問でしたら、地下駐車場では気をつけてください。車上荒らしが見張っていて、日本人が停めた車はとくにターゲットになりやすいのです。日本人はとかく車内に貴重なものを置いたままにするからだとか。わたくしも一度だけ、なにも置いていないのに、車のガラスを壊されて大困り、非能率的な当地では交換に一週間くらいもかかりましたから。

お礼

有難うございました。　　きっと ROBERTA 様はパリにお住まいだったんでしょうねえ。　　うらやましい限りです。　　白髪の老婦人のお話、前後の車にわざとぶつけて隙間を空けるというのは本当だったんですねえ。　　サイドブレーキを引いていても、結構動くものなんですね。　　日本ではあまり紹介されない現地のお話、有難うございました。　　とても参考になりました。