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「礼」のことばかり書いた本が、なんで四書五経に?
「礼」のことばかり書いた本が、なんで四書五経の1つとして入っているんでしょうか?
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以下のとおりお答えします。 >「礼」のことばかり書いた本が、なんで四書五経の1つとして入っているんでしょうか? ⇒なるほど、『礼記』と聞けば儀礼や儀式のこと(だけ)を論じたものと思いますよね。 ところが、実際はかなり広く、政治・学問・音楽理論などについて論じたものも含まれるのです。そもそも、四書のうちの『大学』と『中庸』は、もともと『礼記』の一部だったものを取り出して独立させたものなのだそうです。しかも、これら四書(『論語』『大学』『中庸』『孟子』)は五経よりも広く読まれるようになり、元代以降では、科挙の科目に採用されました。 つまり、『礼記』は(もともとは)それほどに重要な内容を含む書だった、ということです。
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