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土地と建物の所有が違うのが当たり前の時代の頃

昔は地主さんから土地を借りて、そこに家を建てて住んでいるというのがよくあったと聞いています。 ではもしその地主さんが「土地を明け渡して」と言い出したら、家を建てて住んでた人は地主の言うことを聞かないといけなかったのでしょうか。 現代なら居住権があるのでそうはならないと思いますが、そういう権利がない時代 (戦前?) はどうだったんだろうと、ふと思いました。 地主さんは滅多に言わなかった?そもそも借主が家は建てずに地主さんが建てて提供した?

専門家の回答 ( 1 )

回答No.2

借地借家法ができるまでは、一方的に明け渡しという時代はあったと思います。 この法律により、借りる方を一方的に保護することになりました。 ですが、周辺の開発に足並みがそろわず、耐震性能のない危険な建物も建て替えが進まずという弊害もあり、今は事業用借地などで期限を切って契約できるようにはなりました。 また、近年、地主=強者、借主=弱者という構図は変わってきています。この法律をもう少し現代的に見直す時期とは思います。 例えば、耐震性もなく、老朽化の進むビルの個人オーナーが、コンビニやチェーン店の大企業相手に建て替えを申し出たとします。出て行ってもらうだけで補償金など億単位で支払わなければならないのです。そのあたり、あまり知られていないようです。

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

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