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国立大学(への税金)は不要では?
国立大学の東京大学の学費値上げを考えている問題で、「東大は優秀だから学費値上げは不当、税金で運営すべし」という主張を見ました。 しかし東大が優秀なのではなくて、【東大に入る学生が優秀】なのです。 国立大学が無くなれば、私立の・早慶やマーチ関関同立など他大学へ入るでしょう。 東大生の親は高年収であり、東大に入るような学生は優秀だから親の年収は上がるのです。 もしも(東大の授業は優れている)であれば、大学への寄付で運営したり起業で運営することはできるはずです。しかし実際は東大(の授業)は優秀ではなく、寄付は集まらないでしょう。 【入ってくる学生が優秀】なので東大のおかげではないため、卒業生から大学への寄付は集まらないでしょう。 つまり、【国立大学卒は優秀であると言われる】ことを重視して優秀な学生が集まっているのです。国立大学の授業に意味があるわけではありません。 もしも東大は優秀なのであれば、入学する本人が学生ローンを組んで大学の学費(値上げ分)を払えば良いです。 東大の学費値上げは構わないと思いますが、運営できなくなってきたのであれば廃大学したら良いでしょう?
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質問者が選んだベストアンサー
官僚とか国会議員に東大卒が多いから優遇したいのでしょう。 どこでも卒業生から大学への寄付はないなー。
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- tori_to_suna
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>東大が優秀なのではなくて、【東大に入る学生が優秀】なのです。 東大に入る学生が優秀かどうかというのは様々な尺度があるので一概には言えないと思いますが、質問者さん自身が「東大には優秀な学生が集まる」という認識なら、その大学は必要な大学なのではないでしょうか。また、東大はインパクトの高い論文(被引用数が世界上位1%以内)の数が国内トップで、特に物理学の分野では国内2位の理化学研究所の倍近い数の高インパクト論文を出すなど、日本の国際競争力を牽引しています。「東大が優秀ではない」という根拠はどのようなところからきているのでしょうか? >国立大学の授業に意味があるわけではありません。 地方を含めた国立大学で行われている教育は多くの人々の教養やその先にある彼らの仕事の質に影響を及ぼしています。自宅から通える範囲に一定水準の教育を受けられる機関があるというのは裕福でない家庭に生まれた子供にチャンスを与えることにもなるし、そのチャンスをつかむための努力こそが将来的に国の文化や文明を発展させる可能性を高めてくれます。国立大学の授業には意味があります。 そもそも授業料を10万円上げたところで学生1000人でたった10億円なので、そんなことで経営難が解消されるわけがありません。東大の本音は授業料値上げではなく、運営費交付金の増額なのだろうと思います。それを国民がどう考えるかです。国立大学の経営難を税金で補うべきかどうかという問題は、国立大学の存続が国民全体の利益にどれだけつながるかというところが論点になっています。「運営できないなら廃校」というのは、親の収入に関わらず努力して勉強した人たちが生み出すかもしれない新しい材料、新しい動力、新しい薬といった希望の芽を摘んでしまう可能性があるということです。僕は東大の思惑通り、運営費交付金を増やして国の教育水準を維持する方に進むと思うし、そうあるべきだと思います。