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強い核力の強さについて
陽子と中性子は核力でガッチリくっついている印象がありますが、それでは陽子が振動しにくい、コイルばねのように柔軟にユルユルに結合しているのですね。超高速の中性子1個の衝突でウラン235原子核が2つに割れることからすると、核力は強くない気がするのですが、どうでしょう。普段は核力が作用していなくて、陽子と中性子は万有引力で結合、両者が近づきすぎた時だけ、核力の斥力が大きくなる感じですか。
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補足 原子核というスケールでは、 万有引力は皆無に等しく論外と解説しました →万有引力は除外 そのうえで 核子が重なるほどの超接近となったとき 核力は斥力となる →核子はすこし離れる →核子が適度に離れているとき、核子間に働く核力は引き合う方向に働くから、 核子が離れ過ぎることは起こらない と言う事です なお、ウランくらいの大きさの原子核になると、核子間の距離が大きくなりますが、 この距離は核力が働くか働かないかの境界(働くか、働かないかギリギリ)と言う事になります こうなると、陽子どうしに働く電気的な反発力が無視できなくなる →原子核が不安定となり、原子核崩壊を起こしやすくなります
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- maskoto
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万有引力は非常に弱い 地球ほど大きな質量と質量50キログラムの間では50Kgfの万有引力が働く(地表付近での数値) 質量を持ったもの同士の間に働くのが万有引力だから、50キロの人間と50キロの人間の間にも実はわずかな万有引力が働いています でも我々は、、他人に万有引力で引き寄せられて、ぶつかったとかひっついてしまった なんてことはない 誰も、人と人との間に万有引力が働いているなんて感じとっていない それは、50キロどうしの間に働く万有引力が非常に非常に小さいため これが、もっともっと質量の小さい核子の間で働く人万有引力となったらどうでしょうか 全く万有引力は働かないと言ってもいいほど、陽子、中性子間に働く万有引力は 非常に非常に非常に小さいものなんです 従って、万有引力に核子をまとめる力はない 核子なんて言うミクロなスケールで考えるときには、万有引力は論外なんです
お礼
ありがとうございます。ご指摘の通り、万有引力は非常に弱いので、他の力が作用していない場面でだけ効果が観測されますよね。 核子同士が近づくと斥力で遠のくと引力、2つの別個の力と理解する方が自然な気はします。リニアモーターカー車両が軌道に近づくと磁力で浮上し、遠ざかると重力で沈下するのと似ているような?ウラン原子核についての説明に深く感謝いたします。脳内がゴチャゴチャです。