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ヨーロッパの働き方改革
なんでヨーロッパは、社会人の夏休みが1ヶ月くらい取れるのでしょうか?
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ヨーロッパでは、社会人の夏休みが1ヶ月程度取れる理由は、文化的な違いと労働環境に起因しています。以下はその理由です: 文化的な価値観:ヨーロッパでは休暇を重視し、仕事とプライベートのバランスを大切にします。長期休暇はリフレッシュや家族との時間を楽しむ機会として位置づけられています。 法的規定:一部のヨーロッパ諸国では、法的に最低限の有給休暇が保証されています。例えば、フランスでは最低5週間の有給休暇が法的に義務付けられています。 労働環境:ヨーロッパの一部の国々では、労働時間が比較的短く、労働者の権利が保護されています。これにより、休暇を取りやすくなっています。 ただし、これは一般的な傾向であり、ヨーロッパ全体で均一ではありません。各国の文化や法的規定によって異なります。 ヨーロッパの年間休日は平均140日が、日本は平均124日(上場企業は130日) 国民の祝日・休日が多い国ランキングは断トツで日本(18日)、2位はカナダ 実際には中国の祝日かも春節(10日間)などすべての休みが長期連休が基本になってトータル30日です。
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- Reynella
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国によって事情は違いますが、日本の人達がよく話題にするフランスの場合は、世界恐慌後の人民戦線内閣のときのゼネストをきっかけに、週40時間制、年次有給休暇制、連続休暇制度(勤続1年以上で15日以上の連続休暇取得)、スポーツ・余暇庁の設置、人民有給休暇切符(労働者とその家族の鉄道運賃を40%割引)の発行、などという制度を短期間で、大量に作り、罰則付きで施行したのがきっかけです。これはしばらくの間はとても旨く機能し、企業は足りなくなった労働力を補う為に失業者を雇用するようになりました。また、自転車道路が整備され、多くの青年が自転車で農村や山岳、海岸地方にでかけ、現地での経済が活性化しました。 一方で、ギリシアを代表とする、「野党が政権奪取のために、労働者に受けのいい政策を公約とし、政権をとったらその中で一番政府予算をかけずに済むものから実行する」ということを繰り返した結果、というような国もあります。 EU成立後は、加盟国はEUの労働時間指令(2003年)にしたがわなければならなくなりましたし、EU内での労働の自由がある以上、自国だけが他の国より著しく劣れば労働力の流出に直結することもあって、年次有給休暇だけではない、別の休暇制度を取り入れたという事情もあります。