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古いiMacのHDDとSSDの使い方と疑問点
- 14年式iMacの3TB内蔵Fusionドライブをフォーマット後、3つにパーティーションを分割した結果、ASDataVolumeが3つ生成されてしまいます。毎回Desktopから取り除いていますが、このやり方に問題はないでしょうか。
- 内蔵Fusionドライブが遅いため、外付けSSDドライブで起動しようとしています。しかし、再起動時に?マークが表示され、起動できない問題があります。optionキーを押して起動ドライブを指定しないと更新がインストールできません。
- フォーマット形式としてジャーナル方式を使用していましたが、ASPF方式に変更した方が良いかもしれません。また、起動ドライブとして外付けではなく内蔵SSDを使用する方が良いのでは?と疑問に思っています。
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(1) ASR Data Volume ですね。 ASR は Apple Software Restore と言って OSX に含まれている Clone 作成 Tool の名前です。……Command Line で用いる OS 内蔵 Tool Program なので Application にはありません。 ASR は Backup Application Software が OS と Data を丸ごと Backup する際に呼び出す Cloning Tool ですが、Cloning に失敗すると ASR Data Volume と名付けられた空 Volume を残して新たな Volume 生成と Cloning を行いだしてしまいます。 この失敗 Volume は HDD のみならず SSD でも生じますが、空 Volume なので削除しても構いません。 Format は SSD ならば APFS にするべきですが、HDD は HFS+ Journal の方が遥かに安全です。 APFS (APple File System) は Fragmentation の心配が無用な (と言うより初めから Data を Memory Block 単位に断片化して保管する ) SSD 用に開発された Format で、同時に複数の File/Folder Copy を行えるようになっているのですが、HDD で複数の File/Folder を同時 Copy すると Fragment (断片) が大量に発生し、Defragment Tool は APFS Format に対応しないため Fragment を解消させる事ができなくなります。 一方 HFS+ (Hierarchical File System +) は OSX10.2 で HFS-Relocate 機能により Back Ground で自動的に 20kB 以下且つ 8 つ以上に断片化した File を Defragment する機能が、OSX10.3 で Hot-File-Adaptive-Clustering 機能により Journaling Format していれば Access 率の高い File を HDD 外周に再配置すると共に Defragment も行う機能が、OSX10.4 では EA (Extended Attribute) と ACL (Access Control List) により Access 権制御と File 属性制御を厳密化して安全性を高める機能が追加されています。 いずれも HDD の安全性を高める機能で、これにより Mac は HDD がなかなか Clash しない PC (Personal Computer) になりましたが、SSD は HDD とは全く構造が異なるので EA 及び ACL しかこの恩恵を受けられず、SSD 用の APFS が一から開発されるようになった訳です。 (2) ASR Data Volume (OS/Application/Data Backup 失敗 Volume) があるので再起動時の自動起動 Volume 選択動作に失敗してしまうのです。 再 Format して Partition を切り直し、CCC (Carbon Copy Cloner) で Mirroring Backup すれば治ります。 内蔵 SSD でも Clone Software が異常をきたすと ASR Data Volume が生じて起動できなくなりますし、OS11.4 以降の APFS Format だと Third Party 製 USB 機器に用いられている USB Management IC Chip が Apple 純正品と齟齬を生じて外部機器からの起動ができなくなりますので御注意を(^^;)。……起動 Disk に選べなくなるだけで、他の使用法には問題ありません。 このため OS11.4 Mojave までは可能だった外部機器からの起動ができなくなったり、Third Party 製 Cloning Software では内蔵 SSD の OS 復活ができず Safe Boot して Time Machine で復活させなければならなくなったりと Apple 純正 (或いは Apple に OEM している Belkin 社製) 高額 USB Hub を避けて安価な USB Hub を購入した私のような者は苦労させられています(^^;)。 素敵な Mac Life を(^_^)/
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- heyboy
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そのあまり、 パーティションの区分けで アンフォーマットから システム側で勝手に区分けされた 場合はいじらないように 理由が必ずあるかですよ。 SSDとの交換は構いませんが サポート切れなどを 考えて大きなSSDは 辞めておくのがいいかも。
お礼
大変詳しい解説ありがとうございました。 非常に参考になりました。 _(__)_