カルボニル化合物への求核反応

このQ&Aのポイント
  • カルボニル化合物への求核反応についての質問
  • 2-メチルー1,3-シクロヘキサンジオンと3ーペンテンー2-オンの塩基性反応による生成物について知りたい
  • Hの引き抜きやすさについて酸性度との関連性を考える
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カルボニル化合物への求核反応

2-メチルー1,3-シクロヘキサンジオンと3ーペンテンー2-オンを塩基性下(OH-)で反応させると何ができるのでしょうか? 最初の反応ですが、次の5つのパターンを考えました。 1.α、βー不飽和カルボニルへの共役付加 2.α、βー不飽和カルボニルへの単純付加 3.α、βー不飽和カルボニルの1位(α位)のH引き抜き 4.2-メチルー1,3-シクロヘキサンジオンの2位(α位)のHの引き抜き 5.2-メチルー1,3-シクロヘキサンジオンの4位(α位)のHの引き抜き Hの引き抜きやすさは、酸性度の高いHほど引き抜きやすい んですよね? やはり、順当に考えて1か2の求核付加が起こり、その後、シクロヘキサンジオンの4位のHを引き抜くのでしょうか?

  • 化学
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  • ベストアンサー
  • plo_olq
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回答No.1

2-メチルー1,3-シクロヘキサンジオンと3ーペンテンー2-オンの反応なら、やっぱり酸性度を考えるのが始めですよね。 化合物名が長いのでA、Bとしましょう。 酸性度が一番高いプロトンは、Aのケトンにはさまれたメチル基の付け根のプロトンでしょうね。ですから、ここが、Bを攻撃すると考えるべきでしょう。 最初の反応だけを質問されていますから、これだけでいいのでしょうか? 一応、私の考えを。 Bには、求核攻撃する場所が2ヶ所ありますから、どちらかに付加しますよね。 最終的には、2環状の化合物になると思うのですが。 よくある問題のような気がします。演習問題などを見てみると、良いかもしれませんね。

hiro2000
質問者

お礼

ありがとうございました。ありました! Robinson環化反応ですね。

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