音楽は下らない幻想であるか?
どうやら科学の成果でよい音楽を聞くと脳によい効果が得られるようです。そして音楽というのは素晴らしいものだと一般的に認識されているようです。
よい音楽は人によりそれぞれでしょうが、感動するのも然り、まあ心地いい気分になるようなものだと思います。
しかし、まったく僕には音楽というものが非常に疑わしい。
古典でも現代音楽でも音楽自体を疑ってます。
なぜかというと音楽というのは、音を楽しむことを前提としている。
どんな音楽であれ音楽であり、心地よいひと時が流れていく。楽しかったが、終わってみるとあの空虚感。
今までの時間はいったい…、と思うわけです。
そして、音楽が素晴らしいなんていうのは幻想で、みんな夢気分に酔っていて現在の自分に対して責任を放棄している無責任な状態じゃないか、と思うのです。
つまりその場の気分や雰囲気作りで終わっている、ということです。
もちろんそういった効果はそんなに悪いことではない。
勇気を鼓舞したり慰めなど、慰めの効果は科学的ですが勇気を鼓舞するというのは幻想のような気がします。
現在的な各個人が抱えている問題を放棄している、これは脳にいいからなどという科学的な効果や理屈などでは片付けられないと思うのですが皆さんの意見も聞きたいものです。
音楽は空虚な幻想であるか?