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世界統一言語はだめですか?
素朴な疑問なのですが。 世界が同じ言語を使用すれば旅行するときや、政治活動など今よりスムーズになると思うのですが、同じ言語にするというのはだめなのでしょうか?
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- aeromakki
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人間ってむりやり不自然なことを強要されると、圧力掛けられた側は色々と精神的におかしくなってしまうものです。 昔、ソビエト連邦、今のロシアで共産主義を実地で始めた時にはまだ、心理学研究は進んでいませんでした。 計画経済等の、机上の空論通りに人々が働こうとしないことで色々揉め、スターリンが粛清しないと国がまとまらなかったみたいなものですよね。 一年以上前に、チコちゃんでやっていたネタ。 https://sirabee.com/2021/02/20/20162515454/ 「たくさん言語がある理由」ですね。 それぞれ、民族ごとに価値観が違うのに、違う言葉を強要されるということは、他民族の価値観を強要されることです。 アイヌやイヌイットもそうですが、少数民族は長年自民族の言葉を話すことを禁じられてきたのに、今は自由に話せるようになってきている。 英語・フランス語・スペイン語が使われている人口が世界的にこれだけ多いということは、英仏西の輩がどれだけ諸国民を奴隷化してきたのか、ということです。 現在、せっかく奴隷化されずに済む時代になってきたのに、なぜ、自分達の言葉を捨てなきゃならんのだ、ですかね。 世界統一言語とは、世界中が一つの文化に支配されるということにもなります。 今でもキリスト教とイスラム教が激しくぶつかっているのに。 一神教国の奴隷でいるのは、本当に辛かったようですよ? 日本人のように、植民地化しても、「植民地化したのはアジア全体の防衛のため」とか建前を言って結構、その国の人々のインフラや教育に頑張っちゃったりした、奇妙な国は史上あんまりいないんですよ。 日本人の農耕民族らしい価値観と、遊牧民族から出てきたキリスト教・イスラム教・中華民族の価値観は、滅茶苦茶違いますよ? こんなに違うのに。 征服戦争ばかりしてきた人々の文化は、日本人にはなかなかすんなり入らないのに。 利便性ではなく、心理学的背景や歴史的背景も考えて頂きたいです。 個人的には、世界統一言語は、厨二病の年代のときは理解できるんだけども、人間を長くやってると、とても無理になってきますね。 人間、そういう無理は効かないものなんですよ。 世界統一言語は、世界中の三十代以上を全員殺戮でもしないと、実現は無理でしょう。 逆に言えば、20世紀まではそのような勢いで人々が殺されてきたから、英語・フランス語・スペイン語が話される地域が世界中に広がったということなんです。 そして今は、ウクライナ人が絶滅しかけているでしょう?
- Nakay702
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質問者からのお礼を拝見しました。 残念ながら、 言葉は、どんなに素晴らしい国のものでも、真似ようという気分にはならないと思います。多くの民族、特にヨーロッパやアラビア諸国民としては、祖先が営々築きあげてきた文化的遺産を捨てるはずがありません。大方の感覚としては、「我らのものこそ最高」という信念に凝り固まっているので、多国語を採用するなど「属国になれ」というのと同じだ、というような認識を持っているに違いありません。 ということで、 この際「、みんな違って、みんないい」(金子みすず)の伝でいくしかなさそうですね。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11125/34629)
>このQで聞きたかったのは世界が言語を統一しない理由というのが趣旨です。 言語は統一できないものだと思いますよ。だって日本語でも、いや日本語に限らずどこの言語でも「訛り」ってのがあるじゃないですか。 同じ日本語同士のはずなのに、東京と大阪では言葉が違います。青森県なんて、南部と津軽で言葉が通じません。 学校教育で標準語を教えていて、これを介して日本中の人たちはとりあえず会話ができますけれど、訛りが消えてなくなることはありません。 もし言語の統一を目論むなら「民族自決」ということも否定しなければならないでしょうね。例えばウクライナの人にウクライナ語を話すことを認めたら、いつまで経っても言語の統一ができません。キーウとキエフと似ているし、そもそもゼレンスキー大統領はロシア語がネイティブだったので、まずウクライナ語を捨ててロシア語に統一しなさいといってもそれは絶対に無理じゃないですか。 どこかで何らかの齟齬というか、トラブルが発生するんですよ。 私は日本語はそんなに難しい言語ではないと思います。漢字はそもそも中国の文字で、日本語に文字はありません(かなは漢字を基に作られました)。 言語を統一するためには、まずは日本語を捨てて漢文で表記しなけりゃいけないでしょうね。いきなり英語になるより、まずは漢字で統一したほうがいいじゃないですか。中国や台湾の人たちとは漢字を使えば筆談ができますからね。だいたい意味が通ります。 というか、そもそもは日本語は文字がなかったので漢文を使っていました。日本の最古の公式文書である「日本書紀」も漢文で書かれています。そういう歴史があったので、日本語では話し言葉と書き言葉、つまり口語体と文語体があったのです。 それが明治時代になってから、森鴎外や夏目漱石などが「書き言葉と話し言葉が違うのは不自然だ」と提唱して言文一致、つまり今の日本語の書き方になったのです。 だから質問者さんが主張する「言語の統一」は、日本の歴史に当てはめると日本が文明国家となった5世紀くらいから1500年かけてやってきたことを全部元に戻そうとする動きでもあるんですよ。日本史1500年の丸ごと否定になるので「それは不可能でしょう」と私は思うのであります。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1504/3660)
一見便利そうですが、現実の問題として「世界統一言語」に何を採用するかで議論百出してまとまりそうもありません。英語など既存の言語の採用では他の言語使用者に不理になりますが、人工言語を採用すれば、市町村合併のとき公平さを追求するあまり、合併する3つの自治体の境界が交わるところに新しい市役所を置いたら、どの市街地からも町外れの市街化調整区域に作ることになり、全市民が公平に不便になったという笑えない実話のようになるかもしれません。 それに世界で様々な言葉が使われていることは悪いことばかりとも言えません。旧約聖書にあるバベルの塔の神話では、天まで届くような高い塔を作ろうとした人間の傲慢さに怒った神が、それまでひとつの言葉を使っていた人間の言葉をバラバラにして意思疎通が簡単にはできないようにし、塔の建設を阻んだことになっています。人類が一つの言葉を使い続けていたとしたら、意思疎通が容易になるのは良いけれど、単一の思想・価値観が優勢になって「異議申し立て」が困難な息が詰まる世界になっていた可能性が大です。バベルの塔どころではない「天をも畏れぬ」所業で溢れていたかも知れません。 言語の多様性は文化の多様性と密接な関係があります。初めて外国語を学んだとき、日本語以外の言葉を学ぶだけでなく、何か新しい世界に触れて成長したような気がしましたが、「世界統一言語」ではそうした機会が失われます。
- f272
- ベストアンサー率46% (8529/18257)
> 合計特殊出生率が下がっていく中、せめて言語だけでも世界に合わせないと日本人はますます厳しくなっていくのだろうなと痛感しています。 世界の潮流は多文化共生です。どれか一つの言語に統一しようという方向には進んでいません。そもそもどういう言語に統一するかを議論しても統一見解は出せないでしょう。英語を共通語として使うことが多いのは学習者が多いからであって,経済的なアメリカの地位と結びついています。人工言語も広がりを見せることはなさそうだし,共通語は世界政府ができて協力に共通語を推進していくような時代が来ない限りは無理でしょうね。 言語は思ったより簡単に習得できるし,誰でも必要になればあっという間にしゃべるようになります。日本で英語をしゃべる人がいないのは必要性が全くないからです。逆に日本語の学習も容易であって,まったく日本語を知らない人がとにかく意思の疎通が何とかできるようになるまでにかかる時間は数か月です。 世界の言語の中で「主語+動詞+目的語」が基本語順になっているのはせいぜい1/3であり,「主語+目的語+動詞」のタイプの方が言語数としては多いくらいです。そもそも世界中の言語のなかでも英語は代名詞主語が必要ですが,そういう言語は少数派でイタリア語もギリシャ語も代名詞主語は使わないのが普通です。英語というのは世界の言語の中で相当特殊なのです。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11125/34629)
ダメってことはないですが、日本人にはつらいと思います。 英語を始めとして多くの言語が「主語+動詞+目的語」という文法になっています。これは中国語も同じ。 この文法の言語の長所は、自己主張するのに非常に適していることです。「私は、思う」「それは、間違っている」と自分が何をいいたいのかが先にくるので、自分の意見が明白になります。「私は、愛している、あなたを」となるわけです。 でも日本語と日本人の思考回路はそうではありません。まず日本語で主語が出てくることがありません。 言語学で有名な言葉に「象は鼻が長い」「私はうなぎだ」「こんにゃくは太らない」というのがあります。どれも「主語が分からない」ことを示す有名な言葉です。これを話すと長くなるので興味があったらこれを見てください。 https://youtu.be/yzTqAU_kiKM かように、日本語というのは世界の言語の中で相当特殊というか、ガラパゴスな言葉なんですね。そもそも日本語のルーツが分からないなんて話もあります。 なので世界統一言語というのができたなら、我々日本人はその習得にかなり苦労するであろうことは確かだと思います。 なお現代世界では、英語が最もスタンダードな言語として使われていますね。英語の文法は面倒くさいのは三人称単数現在の変化くらいですからね。これがフランス語だのイタリア語だのドイツ語だのとなると、名詞が男性か女性かによって動詞が変化してくるので日本人には更にハードルが高くなります。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10023/12547)
以下のとおりお答えします。 >世界が同じ言語を使用すれば旅行するときや、政治活動など今よりスムーズになると思うのですが、同じ言語にするというのはだめなのでしょうか? ⇒あるスペインの作家の書いた作品です。エスペラント語の教授が秘書に口述速記を取らせている場面で、教授の言うセリフです。 《ある暑い日、レストランに6か国の人が入った。イギリス人、フランス人、スペイン人、ドイツ人、ロシア人、中国人だ。6人とも生ビールを注文した。(何たる偶然!)このレストランにはハエが6匹いて、やはりノドが乾いたらしく、それぞれのジョッキに1匹ずつ飛び込んだ。 イギリス人はそれを見て、取り換えてくれるよう頼んだ。 フランス人はハエを見るなり、大声で怒鳴りつけた。 スペイン人はそれに気づくと、「わざとじゃないんだからな」などと言いながら、誰にも分からないように中身を捨て、金を払って出ていった。 ドイツ人は、ビールに浮かぶハエを吹いて向こうの端に寄せ、手前の淵にそっとすぼめた口をつけて飲んだ。 ロシア人はちらっとハエを見ますが、一切気にせず、ガバっと飲み干した。 中国人は、ビールの中で泳ぐハエを指でつまみ上げ、おつまみでも食べるように口に投げ込み、ビールを飲んだ。》 …教授は何を言いたかったか。「国が違えば、同じ経験に対してこうも反応が違うのじゃ。これじゃ、いかに共通語(エスペラント語)を教えてもすぐにバラバラにして、互いに通じない言葉に分解してしまうことだろう」との嘆きを象徴したのではないかと思います。 確かに、言葉というものには、必ず土地や文化に結び付いて地域特有の変化を被り、個別化していく宿命があるようです。事実、ヨーロッパの言語(ギリシャ語・ラテン語;英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・ロシア語・サンスクリット語などなど)はすべて大昔は1つの言語(インド=ヨーロッパ基語)であったとされます。 なお、エスペラント語のような共通語を目指して案出された人工語はたくさんあります。詳細は下記をご覧ください。 人工言語一覧 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/人工言語一覧
お礼
ありがとうございます、とても興味深いです。 とくに「必ず土地や文化に結び付いて地域特有の変化を被り、個別化していく宿命があるようです。」のところはなるほどなと思いました。 ということはですよ、例えばAという国があり、その国の文化は最高である、真似ていこう! となれば、Aという国で使われている言語に自然に似ていくということになるのでしょうか? (文化が同じになっていくので)
- mekiyan
- ベストアンサー率21% (885/4071)
言葉は、文化をベースに産まれた物で生きている。日本国内の方言も同じ。世界中の言葉を統一なんかできっこなし。 それに旅する楽しみも激減りする。 英語とスペイン語を話せるようになれば、世界中どこでも言葉で苦労することなし。もう、現実には、この2カ国になっとるのから、これらで会話できるようになったらいいだけやん。
お礼
ありがとうございます。 「言葉は、文化をベースに産まれた物で生きている」これは他の回答者さんも似たようなことを仰っていますね。 ふと思ったのですが、日本語は主語を言わないことが多いいですよね。 それも日本のなにかの文化がそうしたと言うことだと思います。 海外では主語をいいますので。 ということは、日本と海外のなんの文化の違いで主語を発言しなくなったのでしょうか? ご存知でしたら教えて下さい。
- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2199/11095)
それはよいことだと思うけど、 出来ないだけ。 自分が使っている、言葉にしてくれと、みんな望んでいて、 一つの意見に、統一することが不可能だから。
お礼
ありがとうございます。。 まあ、皆が皆とは思えません。 例えば、ナウルという国はナウル語と英語が公用語のようですが、ナウル語を世界共通で使ってくれとは言わないのではないかと思います。 他の回答者さんで同じ目的で人工的に作られた言語を教えてもらいました。 結果はもちろん共通で使用するというところには至っていません。 比較的有名なのがエスペラント語のようですが、エスペラント語が作られたのは100年も前のようです。 時代も技術も昔とは随分大分変わりましたので、再度共通にできるか実験してみるのも面白そうです。
- watanabe04
- ベストアンサー率18% (295/1599)
>あなた、日常生活におけるまで英語で喋れますか? んー、厳しいですね。 ↑ちなみにこの質問・回答はなんの関係があるのでしょうか? 英語に決まったら日本人も全員英語で暮らさなければ ならなくなります。 なのであなたはどうなのかなぁ?と聞いた次第です。 もちろん「ペラペラだよ」と言うなら問題ないです。 それはちょっと。と言うなら提案自体に無理がありますね。
お礼
ありがとうございます。 >もちろん「ペラペラだよ」と言うなら問題ないです。それはちょっと。と言うなら提案自体に無理がありますね。 ペラペラでなければ提案自体に無理があるというのは全く意図が分かりませんが、回答ありがとうございます。
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お礼
ありがとうございます。 確かに日本人には辛いと思います。 ですが、(こんな日がくるか分かりませんが)もし日本人が100人とか、10人になったら日本語使ってる場合じゃないと思うんですよね。 その時は辛いとか言ってられなく他の言語を使うことになると思います。 また、海外(例えばフランス・ドイツ)では昔はそうではないらしいのですが、2ヶ国語は義務教育で喋れるようになっています(もちろん人によりますが)。 2ヶ国語問題なく喋れる教育があるのでしょう。 文法が似ているというのもあるでしょう。 日本人が英語が話せない理由は文法が全く違うもというのもあると思いますが、日本語自体がとても難しく、習得にそれなりの時間が必要になっているというのもあると思います。 特に漢字が難しいですね。 合計特殊出生率が下がっていく中、せめて言語だけでも世界に合わせないと日本人はますます厳しくなっていくのだろうなと痛感しています。 話がそれましたが、このQで聞きたかったのは世界が言語を統一しない理由というのが趣旨です。 他の方から色々回答いただいていますが、思いつくのがありましたら引き続きご回答ください。 よろしくお願いいたします。