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治(ハル)の意味
治と書いてハルと読みますが、どういう意味ですか?なぜ死語になったのですか? 例、清水宗治
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おそらく開墾を意味する古語の「墾る(はる)」だと思います。 『日本書紀』に推古天皇のときの都として出てくる「小墾田宮(おはりだのみや)」は、『続日本紀』では「小治田(おはりだ)」と表記されており、墾(はる)=治(はる)だと考えられるからです。 なぜ墾=治になったのかは疑問ですが、治山・治水が開墾にはつきものだからかもしれません。 weblio古語辞典 は・る【墾る】 https://kobun.weblio.jp/content/%E5%A2%BE%E3%82%8B 開墾を意味する「はる」は、古語のなかでも奈良時代以前にしか使わないような上代語ですから、現代人にはあまりにも縁遠いことばですし、堅苦しい感じや威圧感をかもし出す古風な名づけを、最近の人は避ける傾向があるのではないでしょうか。
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- fujic-1990
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「治」は、統治する、おさめる、つかさどる、管理する、整える、支度する、修理する、つくる、取り調べる、さばく、などの意味があるそうです(新漢語林)。 人の上に立ってする仕事のようですね。下々の庶民がする仕事ではない感じですが、質問者さんはどういう印象を持たれますか? > なぜ死語になったのですか? 死語になったのですか? それは違うんじゃないでしょうか。例えば昭和の三冠王「王貞治」さんはまだご存命でしょ? まぁ、「治」と書いて「はる」と、訓で読ませる人名は少なくなったかもしれませんが、「じ」とか「ち」とかの音で読む日本語はたくさんあります。統治、治安、治療・治癒、治世・・・ 、人名でも丈治、貞治、寛治など。 「治」を「はる」と読むケースが減ってきた理由をあえて考えると、キラキラネーム同様に、音があってそれに字を当てる人が最近は増えたので、訓読みは音・響き的にダサく感じる人が増えたのではないでしょうか。